なぜそこに日本人が・・・【初めて見た日本人のメフテル軍楽隊!】

9月7日代々木公園で開かれたトルコフェスティバルは、驚きの連続でした!
その中でもいちばん驚いたことは、メフテル軍楽隊のメンバーに日本の方々多くいたことです。最初はタタール系の方々のトルコの方達かなと思いましたが、違いました!
始まる前
行進の様子
紺色の長衣を着ている方々は日本人 右半分
紺色の長衣を着ている方々は日本人 右半分説明を追加
彼らは岡山大学の学生さんだったようです。メフテルバシュを始め、楽器のほとんどが日本の方の演奏でした。
 
なぜそこに日本人が!
その第一歩は2018年4月18日鍋型太鼓ナッカーレが日本に到着したときから始まります。

当時岡山大学での募集に10人の男子学生が応募し、参加してくれましたが、人数の都合上、チャウゲンと言う体鳴楽器はトルコ人にお願いすることになったようです。

なあるほど、謎が解けました! 7日の演奏でもこの楽器はトルコの方が演奏してたんです。人数が足りなかったからなんですね。まさに少数精鋭部隊ですね。
それから1週間後練習開始します。練習した楽器はナッカーレ、トランペット、ズルナ、フィンガー・シンバル(ジル) でした。
何度か練習して2018年の7月にはもう人々の前で演奏ができました。
すごいですねえ。こんなに早く演奏ができるようになるなんて・・・ 

最初の演奏から1年以上たち、より磨きのかかった日本人メフテル軍楽隊は代々木公園のステージに姿を現してくれました。
ところで、
 トルコの音楽を聴くと気になるのは微分音というものですが、これは半音よりもさらに細かく分かれた音です。
これが曲をトルコチックにするんですね。これがはいるととても魅力的な曲になります。この音を含んだ曲が今回少なかったようなので、ちょっと違うなって感じたもちょこっとしました。

日本人主体のメフテルマーチを聞けるとは夢にも思いませんでしたが、正真正銘に日本の人々によるメフテルマーチの演奏と行進を見ることができて、感激しました。

(できれば微分音の入った曲ももうすこしきけるといいなあ~~~)

ちなみに、日本で初めてメフテルが演奏されたのは40年前『阿修羅のごとく』(あしゅらのごとく)NHK総合テレビで放送、向田邦子脚本のテレビドラマでのジェッディン・デデン(Ceddin Deden)でした。それからコマーシャルも流れました。 

1番
Ceddin, deden, neslin, baban

Hep kahraman Türk milleti

Orduların, pekçok zaman

Vermiştiler dünyaya şan.

Orduların, pekçok zaman

Vermiştiler dünyaya şan.

2番

Türk milleti, Türk milleti

Aşk ile sev milliyeti

Kahret vatan düşmanını

Çeksin o mel'un zilleti.

Kahret vatan düşmanını

Çeksin o mel'un zilleti.



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