BS日テレで今日から始まるインド・ドラマの『ポロス』ポロスはアレクサンダー大王に褒められた!

ポロス王って? 

ドラマは紀元前350年ごろ、インドのパンジャブ地方の現れた王ポロスのお話。

紀元前300年と言えば思い出すのはヘレニズム文化を広めたというマケドニアのアレクサンダー大王です!
アレクサンダー大王の偉大さは各地に彼の名前が残っているので、私たちも時々気が付くことがあると思いますが、歴史に名を残す反対側の立場の方々のことは私たちにはあまり知られていません。ポロスもその一人かもしれません。 

アレクサンダー大王327年がインダス川まで遠征したときに、インドを守ろうと頑張った国を救う英雄たちの一人がポロス王でした。
彼はドラマでは小さいときに敵の陰謀で応急を離れ盗賊に育てられるということになっています。ですが不遇な育ちにもかかわらず彼の生まれ持った性質を彼は失うことはありまんでした。強くたくましくなったある日、ポロスは運命づけられたように自分の国に戻ります。
そして近隣と戦い国を守り始めます。
ギリシャの資料によると彼の強力な軍隊の記録が残っています。
当時彼は騎兵4000、歩兵50000、戦車300、戦うための象200 を指揮していました。 (実際はどうだったかわかりません)象が戦いのときの乗り物として使われているのは面白いですが、インド地方では戦いだけでなく象は大活躍していますね。
象に乗った英雄ポロスは国を守るためにあのアレクサンダー大王を相手に戦い続けました。
アレキサンダー大王と戦う前にはインダス河上流に住むタキシラ国アーンビ)と敵対していましたが、アレキサンダー大王が侵略してくるとカシミール地方を治めていた王ともにインドを守ろうとします。
でも実際、戦ったのはポロス軍だけでした。

当時は軍人たちは相手があまりにも勇敢でひるみなく戦い続ける姿を見ると、脱帽し、評価したたえる傾向がありました。この時代もそうだったようです。

アレクサンダー大王は勇敢なポロスの戦いぶりを見て、ポロスの命を奪うことを惜しみます。それで何度かポロスに降伏を勧めます。そのやり取りの結果、ポロス王の資質ゆえに彼の国を侵略することはやめたのでした。こうしてインドのパンジャブ地方の人々は略奪や破壊から救われました。

アレクサンダー大王に敬意を払われたポロス王!でしたが、
その4年後のBC323年にアレクサンダー大王は亡くなってしまいます。その後のパンジャブ地域へ進攻しようとした敵たちがしばらくいなかったため、彼の情報は皆無です。
(ポリス王はどうなったのかわかりません。)
ただ、BC305年にマウリヤ朝の有名なチャンドラグプタが、西からの侵略を防いだという史実があるので、そのころにはポロス王は消えていたことがわかります。 

と言うことで

BS日テレ2時半で今日から始まるドラマ『ポロス』!

アレキサンドラー大王にもほめたたえたというインドの英雄ポロス!の生涯を描いた作品!

今から楽しみです。皆さんもぜひ録画を忘れずに!
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