オスマン帝国外伝シーズン3 【32話、33話】エピソード77予告編 スレイマンはイブラヒムを信じるべき?

冒頭で「その位にはお前がつかなければならない」
とイブラヒムはムスタファに言うがこれは真実ではなくスレイマンの頭の中に描かれた妄想だった。もちろんヒュッレムが吹き込んだものだが、スレイマンは常に皇位を奪われるかもしれないという恐怖を抱いていたんも事実だと思う。
なぜならスレイマン父セリムは自分の父を押しのけて皇位についたからだ。
次のシーンで
「私が元気な間は誰も皇太子に害を与えることはできない」とイブラヒムは言うが・・・
そして
「わかったことにはあなたは私をだまそうとしているのですね」ハティジェにイブラヒムは答えるが、果たしてハティジェはどんなことでだまそうとしているのだろう?

妄想に悩まされたスレイマンは

「彼を連れてこい」とイブラヒムを呼ばせる。そしてイブラヒムに
「嘘で固めた道に潔白はない イブラヒムよ、ただ裏切りがあるのみだ」
と彼の絶望的な気持ちを語る。
次のシーンで ハティジェにヒュッレムは

「私から逃れたいのらやれることが一つだけあるわ。皇帝の命をとることね」
わあ、ヒュッレム自信はものすごい。スレイマン皇帝がいる限りヒュッレムは安泰だというのだから・・・

つぎにシーンではスレイマンが
「この世界は住むことのできる場所ではない。この世の朝でさえ偽りのものだ。なぜなら朝の後ろには夜がかくれているから」

スレイマンはイブラヒムが裏切ったと思い込んでいた。そしてこの世を憂いだのだが、真実は違った。
スレイマンはただヒュッレムの話によって彼女の望むように思いこまされていただけだ。このことではスレイマンが「だれの言葉が正しいのかを見極める力がないと破滅に向かう」ということを、身をもって教えていくれているようにも見える。 

彼はイブラヒムを信じるべきだった・・・

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