オスマン帝国外伝シーズン3【36話、37話】 エピソード79予告編 イブラヒムの罠

ヒュッレムが憔悴してスレイマン皇帝にメフメトをサンジャクに行かせないように頼むのだが、スレイマンにその真意は伝わらない。 そこでヒュッレムはイブラヒムが実際したことを夢としてスレイマンに伝える。そして「イブラヒムパシャはいつでもムスタファ皇太子のそばで彼をまもっていますわ。自分の手で彼のライバルをまもることはありませんわ」 と言う。

場面は変わってメフメトとイブラヒムが海を眺めているシーン ・・・

「なぜここへ来ましたか？」とメフメトがイブラヒムに話したすぐ後でヒュッレムが「メフメ～～～ト」と泣き叫ぶ姿が現れる。
これはヒュッレムはメフメトを亡くしたと思った瞬間だった。イブラヒムがヒュッレムを脅かすために仕掛けた罠だった。メフメトがあたかも崖から落とされて死んだように見せかけたのだ。あの冷静な頭の良いヒュッレムも、浜辺で目の前にメフメトのカフタンを見たときは、メフメトが落とされたと思って泣き叫ぶ以外なかった。
ヒュッレムは子供が死ぬ前にすでに子供が死んだ悲しみを味わったのだった。 このことをスレイマンに前のシーンで夢として伝えていた。

スレイマンはイブラヒムとムスタファの夢を見たのだが、次のシーンでカーディーにスレイマンは彼がみた夢のことを話すと、カーディーは

「あなたの脳を悩ましているものがなんであろうとも、それはいつか解決されます。その時には、オスマン家の未来は危険に晒されるか、または反対に協力になり続いていくかです。
またその顔の見えなかった二人に関しては、彼らは勝利するかまたは敗北するかです」