運命なのそれとも自分の意思？ オスマン帝国外伝シーズン２ハイライトから

母后が倒れた理由をスンビュルから聞く。

イブラヒムの顔色が変わる。理由はどうやらニギャールらしいのだ。

どこにいるのかと尋ねるイブラヒム。

「今はいない」

と答える。何が理由かと尋ねるイブラヒムに
スンビュルは彼女に問い詰めたがこたえなかったという。

マトラークチュとイブラヒムは心配そうに話している。その後マトラークチュがニギャールをたずねてきて、事の次第をきく。

ニギャールはハティジェのとこに仕えているイドリースアーが母后に伝えたらしいと答えた。

ダイェは家の中で母后が倒れたときき、やりきれない気持ちをニギャールにぶつける。

ダイェがあれほど忠告したのに、ニギャールは聞き入れず、その後も危険な関係をつづけたのだった。ニギャールは運だと言うが、それはニギャールの隠れた意思ではなかったのかとダイェは言う。

人は感情の生き物だとよく言われる。頭ではわかっていても、どうにもならないことも多い。

この先に危ない崖があるとわかっていても、進むしかできないときもある。

でもそんなときも何かの知らせを天は送ってくれていることもある。

それに耳を傾けるべき時もある。

ダイェの言葉をもうすこし聞くべきだった。

そうすればもしかしたら、イブラヒムがいなくても、
母子でささやかながら、幸せなせいかつをおくれたかもしれない・・・