寝たきりの母 母后は娘ハティジェを守ろうとするが、容赦のないヒュッレム オスマン帝国外伝シーズン２ハイライト

 ヒュッレムは寝たきりの母后に今までのことを話す
ヒュッレムが見舞いにやってくる。
そしてあなたが知ることがあります。（ビルメニズ　イスディー　フス―ス　ヴァル）お話することはオスマン家にとても関りのあることです。
とても残念です。
あなたがわたしにしてきたことにもかかわらず
未だにあなたを尊敬しています。あなたは素晴らしい。
あなた賢さ、あなたの美しさ、あなたのふるまい　私の道を照らしてくれました」

とまで言うと、母后は瞬きをして返事を返す。
ここまで落ちあげてこの後ヒュッレムはなにをいいだすんだろうか？
唾をのむヒュッレム。それほど言いにくいことなのだろうか？

「何度もあなたにお願いしました。そしてわたしは手を差し伸べました。

でもてをとってくださらなかった。私の言うことを聞いてくださればよかったのに、私を消す代わりに理解しようと試して下さればよかったのに、そうすればこのようなことには決してならなかったのですわ。
一緒に平安に暮らせましたのに。このことをあなたを悲しませるために言っていません。
しょせんすべてすぎたことですわ。
私はまだあなたに敬意を持っています。心をやすらかにしてと言う意味で言っているのです」

わあ、ながいなあ。一体何を言いたいのだろうか？
母后も見当がつかなかった。

「スレイマンは私の生きる理由です。
彼の安寧のために地獄で焼かれる準備さえあります」

と言って涙ぐむヒュッレム。そうか、自分のスレイマンへの気持ちや母后への思いをはなしたかったんだ。
母后は何と思っただろうか？感動したのだらろうか？まさかねえ～～～

ほんとにヒュッレムが言いたいことは？
そこまで言って、ちっらと母后を見たヒュッレムは

「ともかく私はちがうことははなしにきたのでしたわ。」

そしてまたちらっとダイイェを見て、すこし顔をこわばらせて、
「イブラヒムパシャ、あなたの婿様は、
ハテジェスルタンの愛、そしてスレイマン皇帝の愛を裏切っているのです」

そしてまたダイェを見てから、

ニギャールが妊娠していることを話した。この後ハティジェのところへ行くとも言ったのだ。

すると母后は目を丸くする。眼が飛び出るかと思うほどだった。

母后の異変に気が付いたダイェは
「もうここまでにしてください」という。

すると「わかった」と言う。
ヒュッレムはでていくまえに、
「悲しまないでください。これからはもっと良くなりますわ」と言うと

母后の言いたかったことは
母后必死に何かいおうとする。

やめて　娘のところへいかないで　ハテジェに言わないで
と言いたかったのだろう

ヒュッレムは勝ち誇っ様子で出ていった。
母切っ先の様子が変なので、
「どうかしましたか」とダイェが尋ねる。
母后は頑張って話そうとするが声にはならなかった。