前の記事によるとソコルル・パシャがフズル海軍司令官の後を継いたんだね。

ええ、ソコルルってあんまり今まで目立ってなかったわよね。リュステムの下で働いている忠実な人ってかんじだったけれど・・・

ソコルルって、ソコルル・メフメト・パシャのことですか? 日本ではソコッルとも表記されますね。

Sokolluだからで、確かにソコッルのほうが、発音はちかいけど、鈴木先生の本でソコルルって書いてあったから私はソコルルって呼んでるよ。でも最近はソコッルって綴られているよね。慣れちゃったんでソコッルって言いにくいなあ
。

ああ、あの鈴木先生ね、ハナーの好きな先生よね?
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ソコルルパシャ・1603年Jacob Schrenck von Notzing作
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ソコルルでもソコッルでもよろしいのですが、この方は実にすごい方なんですよ。3代の皇帝に大宰相として仕え、オスマン帝国停滞期に何とかオスマン帝国を守ろうと力を尽くした方なんです
。

ええ?そうなの?ドラマでは少しずるがしこい感じにもえがかれているけれど・・・

3代って?
スレイマン大帝、その息子セリム2世そしてその息子
ムラト3世です。

ムラト3世といえば、ムラト3世の
孫の嫁がキョセムにあたるのよね?

はい、そうですね。ソコルルは
1506年にボスニアで生まれました。
10歳で親から離れて軍学校に入りました。そして
近衛兵になったようですね。

スレイマン大帝よりは年下なのね。
誰の近衛兵?

スレイマン1世のでしょ?

はいスレイマン1世の近衛兵だったのです。近衛兵として
モハーチの戦いや
第一次ウウィーン包囲にも参加しましたよ。

シーズン2の初めに行った戦いね!マルコチョールがゲリラの攻撃からスレイマン大帝を助けたシーンがとても印象に残っているわ。

マルコチョール初登場!のシーンだよね

ええ!

そうですか?今回
1546年に海軍司令官に任命されました。それからはうなぎのぼりに昇進していきましたよ
。
今回の任命ね!1546年なのね!

いつ大宰相になったのかな?
1565年です。
翌年スレイマン1世が没します。

そうそう、遠征中に亡くなったんだよね。

皇帝死後、指揮を取ったのがソコルル大宰相でした。

どうなったっけ?

勝ちました。オーストリア軍を破ったんです。セリム2世が皇帝となりましたが、帰還後、ソコルルは彼を大宰相として支えました。

だからセリムだけにニヤとしたのか!(
任命の様子はこちらから)
1570年にはキプロスを彼は手に入れましたよ。
オスマン・ヴェネチア戦争のことかい?

はい、その通りです。彼が直接戦いを行ったわけではなかったのですが、
ララ・ムスタファ・パシャが出向いてキプロスを攻略しました

えっ?!
ららって、
バヤズィットを裏切ったララのこと?

ドラマではほんとにひどかったよね、ララは!

そうですか?裏切ったかどうかは定かではありませんが、彼はセリム側で、バヤズィットと敵対していたのは確かなようです。

だが
翌年オスマン軍はおおまけにまけるよな。それからオスマン帝国が
がたつき始めたんだぜ。海軍は
フズル海軍司令官時代が一番すごかったよな!
1974年セリム2世が崩御します。

あとを継いだのは
ムラトか

その人はバヤズィットに矢を放った人よ!

そうだったね、もう少しでバヤズィット達が勝つところだったのに、あの一矢で形成が逆転したもんね。(コンヤの戦い)

そうよ、それでバヤズィットは追われる身になってしまったのよ・・・

そうなのですか?ムラトがバヤズィットを矢で刺したのですか?ドラマのお話ですよね?

ええ、もちろんオスマン帝国外伝のドラマよ!

ソコルルはムラトが即位し、
ムラト3世になったときも大宰相になりました。

と言うことは
スレイマン、セリム2世、ムラト3世の3代に渡って大宰相を務めたって陽さんがいってたのはうのは
本当だったんだね。

はい、そういうことになりますが、最後は暗殺されてしまいます。
誰に?そんなすごい政敵がいたっけ?
サファヴィー朝のスパイだよ。サファヴィー朝はムラト3世の時代もオスマン帝国を悩ましつづけていたのさ。スレイマン大帝が亡くなってから、十数年後の1579年のことだったよな、確か・・・

サファヴィー朝ってシーズン3で出てきたフィルーゼの国だよね?
そうなんだね、暗殺されてしまったけれども、こう見てみるとと確かにソコルルは大した人物だったみたいだね。