フズル海軍総督の後継者はソコッル! スレイマンの質問が面白い

なんだか怪しげな様子でヒュッレムとスンビュルが廊下を歩いていた。。二人は秘密の扉のある場所へ向かっていた。

スンビュルに外で待つように言い、またヒュッレムは中に入るどこへヒュッレムは行ったのだろう?

そのころ御前会議では次期海軍提督の発表が行われていた。

以前は皇帝自らが指揮を取っていたが、このころになると御前会議は大宰相が取り仕切るようになっていた。

現在の大宰相はリュステムだ。
いままさに宰相たちがたちあがり、発表が始まるところだった。

スレイマンは少し高みにおり、彼の影だけが見える場所から様子を見ていた。
そこでは勿論宰相たちの話す声も聴ける。

ムスタファ、セリム、バヤズィト、ジハンギルもいる。彼らフズルの葬式に参加したため帝都にいた。

ソコッルが任命された。

セリムのかおが少し緩んだ。 ソコッルをセリムは自分側に引き入れようとしていたからだ。

他の皇子たちの顔は少し厳しい表情になった。

ところで何故彼をスレイマンは選んだのだろうか?

実はスレイマンは何人かに打診し、そしてこのように質問した。

「ハイレッティンパシャの道を行くか、それとも自分の知識に従って自分のの道を行くか」と・・・

この質問にあるものはハイレッティンパシャの道を行くと言い、あるものはハイレッティン・パシャの道でもなく、自分の道でもない、第3の道を選んだ。

皇帝に従って皇帝の行く道を進むと答えたのだ。

2択の質問を出した皇帝だったが、実は第三の答えを期待していたのだった。
それは皇帝に従う道だ。自分への絶対的忠誠を彼は求めていた。

この試験に合格したのがソコッルだったのだ。

ソコッルは皇帝の気に入るような皇帝に忠誠を示した。

そのため彼が最高司令官に選ばれた。

面白いのはスレイマンの質問の仕方だ。正直な人々は質問された者の中から答えを選ぼうとする。だがスレイマンは質問の中に答えを入れておかなかった。

ソコッルの頭は確かにいいようだ。彼はこのような機転の利く賢さで、スレイマン皇帝亡き後も次期皇帝にも仕え、オスマン帝国を支えた。

関連記事 3代に仕えた大宰相・ ソコルルパシャって?

https://www.youtube.com/watch?v=ziVm8muUNMQ&list=PLhs6M1ctjWI_B2pvvwHKC1iw9KANlhkJN&index=6

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