残酷な罰、かってのイブラヒムのようにヒュッレムも残酷な手段をスンビュルにとった。【オスマン帝国外伝シーズン4 エピソード113から】
Sümbül Ağa Sevdiğini Kaybeder出典元 |
そのためにスレイマンは激怒し、ヒュッレムに二度と会いたくないとまでいう。
今まで数多くのうらっぎりを経験したスレイマン皇帝!
彼はヒュッレムだけは自分を裏切ることをしないと思っていたのだ。その彼女が盗み聞きをしていたなんて知った起こるもの当然だろう。
ヒュッレムは今ま築き上げてきたスレイマンの信頼を一気に失ってしまった。
ヒュッレムは子供のしんぱいだったというが、そんないいわけはもはやスレイマンには通らなかった。
そんなヒュッレムがスンビュルの過失を許すことはなかった。
彼女はきれいな小物入れから何かちいさな小瓶を取り出した。
どうやらどくやくらしい。
そこへスンビュルが呼ばれ入ってくる。
「裏切るつもりはありませんでした」とスンビュルは言う。
だがヒュッレムは「私はすべてを失いところなのよ、ばつをうけるのよ」と言い小瓶を渡す。
するとスンビュルは
「これが私の運命だったのですね」と言い小瓶を受け取ろうとすると
ヒュッレムはさっと手を引っ込める。
どういうことなのだろう?そうなのだ。ヒュッレムはスンビュルに毒をのめといっているのでは
なかった。
スンビュルは恋した女性にじゅうだいなんひみつをはなしてしまった罰を受けた。
なんともつらい罰だ。
スンビュルはもうろうとしながらも、毒の瓶もってでていった。
次のシーンではスンビュルが何やら手に白い入れ物を持っている。
恋人の元をお土産を持って現れたのだ。
ノックをするがなかなか出てこない。
あきらめて帰ろうとすると恋人が出てきた。
シガラボレイを持ってきたと言うスンビュル。
だが表情はこわばていた。
なにもしらない恋人はうれしそうに「中にはいって」と言う。
恋人はボレキを食べながら、ここを去るとはなしだす。
スンビュルは「逃げるのですね」という。
恋人は「一緒に逃げよう」という。
「子供はできないかもしれないけれど、もらえばいいわ。家庭を作りましょう」とせき込みながら言う。
苦しそうな恋人に「誰がやったのだ」と問いただすスンビュル。
「ヤヴズよ」と苦しそうに言う。
そしてそれから彼女が最後の言葉を発した。
それは「私はあなたをあいした」だった・・・
かわいそうなスンビュル・・残酷なヒュッレム・・・