オスマン帝国外伝シーズン3 1話&2話からのハイライト 忘れられない平手打ち ヒュレムに強敵が迫る。

3シーンは大変なことが起こる。
まずはハティジェ対ヒュッレムの争い。
理由はたくさんあるけれど、きっかけは元母后の部屋の取り合いだった。
部屋の取り合い、つまり母后の住んでいた部屋は権力の象徴だ。
ハティジェはすぐこの部屋から出ていくように言うのだが、ヒュッレムは以前のヒュッレムのようではなかった。
今は母后もいない。
そして母后の庇護にあったマヒデブランは浪費の件でスレイマンの信任を完全に失っていた。

ハティジェはみんなを外に出して、ヒュッレムと二人で話し出す。話すというか、怒鳴っている感じ。
これから先ハティジェは声を大きく荒げることが多くなる。

「2回は言わないわ、すぐこの部屋から出ていきなさい」
と言うとヒュッレムはどことなく不敵な感じで、
「あなたの心は暗くってしまいましたね。
あなたの目は怒りで満ちていますわ。
1人の女性としてあのようなことは望んでいませんでしたわ」
と挑発すると、
「お前の命を取ってやるわ」と一歩近づく。
「いいえ決してできませんわ。何度も死に直面しましたが戻ってきました。また戻って来ますわ」
そして女性としてはあるまじきことを言い始める。
シーズン2で起こったニギャールとイブラヒムのことをだった。

するとハティジェはかなり張り詰めた低い声でヒュッレムにも同じことが起こるという。
皇帝は他の誰かを愛するだろうと・・・
だがヒュッレムは自信満々だ。皇帝は自分江尾愛し続けると信じているようだった。

だがハティジェは正しかった。
奴隷として紛れ込んだとても美しい女性がすぐそこまで迫っていたのだ。
彼女は一度サライに行ったが、また奴隷市場に売られたのだった。
買おうとする男が名前なんだと尋ねるが彼女は
「フィルーゼ」と答えた。

部屋ではハティジェとヒュッレムの口論が続いていた。
ハティジェはイブラヒムの話を持ち出されて、ついにバシと頬を叩いてしまう。
権力のあるものが怒りに任せて手を出すというのは時々よく見る光景だ。

だがこの後が驚きだった。さてヒュッレムはどうしただろう?

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