フズルの死 悲しむファトマ皇女と喜ぶヒュッレム

ついにあの強力な元海賊フズル総督がこの世を去った。
よろこぶヒュッレムと悲しむマヒデブランのファトマ皇女。

悲しい光景だ。人が亡くなったのに喜ぶことがあるなんてとても悲しい・・・

だがヒュッレムは確かに安堵した。
ヒュッレムはこの機会を逃すわけにはいかないとミフリマーフにいう。

それを聞くミフリマーフの顔はさえない。ヒュッレムはミフリマーフのことも心配していた。
ミフリマーフとリュステムとの間に溝ができたらしいときいたからだ。

「わすれているようね。壁に耳ありよ。妻として彼を助けなければいけないわ。こんなに大きな問題があるのに、そのことで時間をついやさないようにしましょう」と母として彼女は娘に忠告する。

一方葬儀後ファトマ皇女とマヒデブラン妃が話している。
次期総督について心配していた。
フズールはムスタファを初めて会った時から気に入り、その後もムスタファをサポートしていた。
その海軍を取り仕切った重要人物を失ったマヒデブランは、次期海軍総督を自分の息のかかった者にしたかったのだ。

そこでファトマ皇女に助けを求めた。

勿論ファトマ皇女は最善を尽くすと答えた。

思えばファトマ皇女がシーズン4の初めにイスタンブールのやってきたのはムスタファとの約束のためだった。

ヒュッレムをけん制するため、できれば彼女を宮殿から追放するためにきたのだ。

ファトマ皇女は何とか頑張っているが、ヒュッレムとリュステムのタッグをなかなか崩せない。思うようにいかなかった。
ファトマ皇女にはどんな策があるのだろうか? 

これからムスタファはどうなるだろう?

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