【ムスタファは母のためにスレイマンに初めて抗議する】オスマン帝国外伝シーズン2エピソード45より

今回のシーンではいつも悲しいでばかりのマヒデブランを見たムスタファがついにスレイマンい立ち向かいます。この時ムスタファは少年から大人への第一歩を踏み出しました。

かわいいムスタファがお母さんのマヒデブランをかばって精いっぱいの抗議をスレイマン皇帝にする。
スレイマンは「お前の言うことを聞いている。なんだい? 」と聞く。
ムスタファは「私の母のことです(アンネム)」と答え、思いをぶつける。

「なぜ彼女は叫んでいるのですか?

なぜ彼女は悲しそうに見えるのですか? 」

「以前お前にいったことがあるが女性と言うものはこのようで、ときおりナバースになるんだよ」

わあなんということ、スレイマンは全くマヒデブランの気持ちがわかってないのだ。自分がマヒデブランにしている行動が彼女を叫ばせたりかなしませたりしているというのに・ ・・
ムスタファが
「このサライで泣いている女性はただ私のお母さんだけです。
なぜ私の母だけが悲しいのですか?
なぜほかの人々は泣かないのですか?
彼女の間違いは何ですか?
罪は何ですか?
と率直に質問すると、少し考えてスレイマンは
「ムスタファ、心配するな。お前の母はこのサライにのこるよ」

実はスレイマンはマヒデブランに怒りサライから出ていくように少し前にいったのだった。

するとムスタファは毅然と、

のこりません。
ここにいて涙を流すことはない。
もう私はこれをゆるしません。
誰も母をかなしませることはできない。
私はあなたをそのようにみました。そしてそのように学びました。
あなたはいつも母后に尊敬し、接していました。
彼女の敬意を示していました。彼女悲しむのを許しませんでした。守りました。
私をお許し下さい。今このように私も自分の母のためにしたいのです。」

「何を考えているのだ?何をしたいのだ? 」

「母と共にエディルネ宮殿にいくつもりです」と言うとスレイマンは「ふうむ」と言う顔をした。

なんとも素敵な母思いの息子なんでしょうか! でもこれはハレムと言う特別な環境の中で培われる気持ちなのかもしれません。
ハレムの女性たちは、まず母になること、特に男の子を生むことが生き延び権力を得るための重要なことでした。

ハレムでは女性は息子がいなければ生き残れないし、息子は母を何よりも大切に思って育ちます。 ムスタファが言うようにスレイマンもムスタファと同じように母思いの息子でした特にヒュレムが登場するまでは・・・

ギュルフェムが息子を亡くしてしまった後でもサライでそれなりの居場所を持てたのは例外なことだったのかもしれません。彼女は大きな息子がいなかったおかげで権力闘争からは距離を置くことができました。
こうなると皇子がいるのがいいのか、いないのがいいのかよくわかりませんね。 もし選べるとしたらば、皆さんはどちらを選びますか?
ヒュッレムやマヒデブランにみたいにいきたいですか?それともギュルフェムみたいに行きたいですか?




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