新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~シーズン1 エピソード24の3あらすじ イスケンデルに近づくクリミアの王子


皇帝の妹の結婚とイスケンデルの行く末はどうなる?
涙を流す母サフィイェ。ブルーの目が美しい。一方捕らえられたイスケンデルは今メフメト・ギライと一緒にいる。
メフメト・ギライはクリミアの王子だ(そういえばアイビゲもクリミアの王女だったなあ)。

今イスケンデルが皇子であることを知り、お互いに協力をしてここから抜け出そうと持ち出す。
外で手助けする者もいるというが、

「ソンラ(そのあとで)?」

と悲しげに聞き返すイスケンデル。メフメト王子は

「あなたが皇子であることを聞いた人々がみなあなたの周りにあつまってくる。イェニチェリとか、あなたは彼らと共に育ったんだよな。力を結集して、反乱の炎を一緒に燃やそう。あなたは自分の権利であるオスマン帝国の皇位につき、私は自分の国クリミアに戻る」

とけしかける。

「何が皇位だ!私は今まで一度もそのようなものを望んだことはなかった。今もない」と言うと、

「昨日はそうだったが今日はもう皇子だ、命を守りたかったらすぐに準備を始めることだ」とメフメトは立ち上がりながらニヤっとする。

 宮殿では皇帝がハリメの娘とダーウド・パシャとの結婚を認めた。これでハリメの息子ムスタファは強い味方を得たことになる。ダーウドは忠誠心が強い。多分ムスタファを裏切らないだろう。

皇帝に医者はもう手立てがないことを伝える。皇帝はどうするつもりだろうか?そしてキョセムは?

皇位はだれがつくのだろう?

ムスタファ、オスマンそれともイスケンデル?

皇帝は横たわりながら昔のことを思い出していた。キョセムの父親が殺されたときのことをだ。

ジェンネトにオメルが話かける。

ジェンネトは皇帝の病状が非常によくないと伝えた。

オスマン皇太子の恩師でもあり右腕でもあるオメルはどうするだろう?

オメル師はもちろんオスマンを皇帝にすることを望んでいる。彼がキョセムはメフメトを皇位につけるだろうというが、ジェンネトは信じない。なぜなら今までオスマンを自分のこのように大事に育ててきたキョセムを知っていたからだ。

 薬を飲んでも痛みが治まらない皇帝はかなり苦しそうだ。キョセムがやって来る。

「あなたが笑うなら私も笑う。あなたが元気なら私も元気よ」(セン ギュルヨルサン  ベンデ ギュレリム セン イイイセン  イイオルルム)とキョセムは言う。
彼女は心から皇帝を慕っているようだ。オシドリ夫婦なのに、ほんとに皇帝が病気だなんてかわいそう・・・

皇帝はそのあとで宝石商を訪れ、素敵な首飾りを準備するようにと命じる。

そのあと皇帝はズルフィキャルと街中で座り結婚式のことについて話した。
普通結婚式は春に行われるようだ。と言うか冬には行われないことが多いらしく、そのことを不思議に思ったズルフィキャルが尋ねた。「なぜ春に行わないのですか」と。すると皇帝は「私に春は来ない」と答えた。

信じがたい様子のズルフィキャル。

皇帝は「周りに信用できるものは、唯一お前だけだ。息子たちとキョセムをお前に任せたぞ。彼らを守ってくれ」と頼んだ。遺言みたいだ。

勉強しているオスマンにオメルが話しかける。もっと励むようにという。(オスマンは今奇跡のドクターで主役のアリを演じている。)

ムスタファは姉と話している。そこへハリメ母がやってくる。

そして「おめでとう」と言う。 彼女たちはムスタファを皇位につけたがっている。
だが後ろでまた亡霊がムスタファに話しかけていた。ムスタファは長く閉じ込められていたせいか亡霊を見るようになっていた。皇帝を務めることはむずかしいだろう。

そうとも知らず、皇帝はハリメの娘、ムスタファの姉、自分の異母兄弟の結婚を喜び、ネックレスをプレゼントした。

ところでイスケンデルはどうなるのだろう。皇帝は決断を下した。イスケンデルを宮殿に連れてくるようにとのことだった。されイスケンデルはどうなっちゃうのかな?

彼はずっとキョセムを支え何度も助けてくれた人なのに、このまま罪もないのに処刑されたらほんとに悲しいが、これが皇子の定めなのか・・・

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