ムスタファの結婚話、今度はマヒデブランが頭を抱える・・・オスマン帝国外伝シーズン4 111から

アマスィヤでは

マヒデブランがまた難しい顔をしている。

これまた女性問題だ。

ミフリュニーサ! 
フズル総督の娘のミフリュニーサのことで頭を悩ましていた。

ミフリュニーサは一度フズルの元へ戻った。しかしムスタファの手紙を読んだフズルは、ミフリュニーサがアマスヤへ行くことを許可したのだった。
マヒデブランはミフリュニーサがアマスヤにまたやって来たことを心配しているのだった。

皇帝がのぞまないことだからだ。
このころのマヒデブランは本当に気の毒だ。何故ならムスタファは大きくなり、マヒデブランの言うことをほとんど聞かなくなっていた。 いつも皇帝と息子ムスタファの間でひやひやした人生を送っていた。

今回もミフリュニーサとのことを危険だと何度も言い聞かせたのにも関わらず、ムスタファはミフリュニーサと共に過ごすことを決定したのだった。

かわいそうなマヒデブラン!

ミフリュニーサはアマスヤの人々にとって地雷とおんなじくらいおそろしい代物だった。

前回ミフリュニーサのことでムスタファは謀反の罪を疑われる一歩手前まで行ったからだ。

それでもムスタファはこういう。

「何度も皇帝の命令に従ってきましたが、結局はどうなったと思いますか。彼の天国から何度も私は追い出されました」

このころのムスタファは皇帝に対してなにも期待していないようだ。

「今回は規則ではなく自分の心に声に耳を傾けます」と答えた。

ため息をつくしかないマヒデブランだった。

そういえばムスタファが次期皇帝候補の黄金時代を生きていた時もあった。最初は彼がマニサの知事だったのだ。その後メフメトが、そしてメフメトの死後セリムがマニサの知事についた。

マニサ・サンジャクの重要性についてはこちらから
https://osmanteikokugaiden.blogspot.com/2018/09/blog-post_14.html

アトマジャは心配してミフリュニーサに会いに行き、なぜ戻ったのかと聞く。二人はまた言い合いが始まる。

アトマジャとミフリュニーサのお話はまた今度、良い午後をお過ごしください。

どうか皆様お体にはくれぐれもお気を付けくださいませ。

皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
 ユーチューブでマヒデブランとムスタファの様子が見られます。
最初から2分ぐらいまでです
https://youtu.be/fXs-q1KES8A

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