新・オスマン帝国外伝～影の女帝キョセム～ シーズン1 エピソード24の5あらすじ キョセムが自由人に、そして結婚式、皇帝が死ぬ。

ムスタファは屋上に上がる。妄想で、下へ飛び降りるようにとあるものが勧める。ムスタファは飛び降りようとするが、家来たちに見つかり何とか無事だった。
それから皇帝の元へ連れてこられる。
皇帝に呼ばれても、上の空！
まだ違い世界にいたムスタファだった。何度呼びかけても正気を取り戻さないムスタファに皇帝は平手打ちをした。するとムスタファは我に返った。
そして

「お兄さん、助けて、いつも処刑人がやってくる夢を見るのだ」と言って泣きながら助けを皇帝に求める。
皇帝は自分が幽閉したためにムスタファの精神がおかしくなってしまったことに気づき、いたたまれなくなる。
そして兄弟は抱き合いながら泣きあう。皇帝はムスタファに謝りつづけるが、ムスタファが健康になる見込みはあまりなさそうだ。

シーンが変わって、皇帝はさっきより少し気分がよさそうだった。
自分の子供たちに囲まれ、楽しいひと時を過ごす。
そしてキョセムに「プレゼントがある」と言う。

二人は部屋をでる。

キョセムが連れていかれたのはハジアーとハリルパシャとホジャがいる庭だった。

その様子を見て意味が分からなかったキョセムに、皇帝は
「あなたを解放した。あれは私たちの結婚式だよ」という。

スレイマンとヒュッレムと同じように、キョセムとアフメト皇帝は結婚式をあげた。

思いもかけずキョセムは人生最高の日を過ごすことになった。

次の朝、皇帝は立ち上がるが、すぐ倒れてしまう。
それに気づいたキョセムが駆け寄ると、外の庭に出たいという。

初めてキョセムと出会ったあの庭だ。

庭には雪が積もっていた。

今も降っているでも二人は雪の中最後の会話を交わす。

皇帝は今後のことをキョセムに任すというが、キョセムは「できないわ」と何度も泣きながら言う。

皇帝は「ヤパジャクスンやるんだよ」と何度もキョセムに繰り返して言う。
ところで、
キョセムはヒュッレムと違って、自分から自由人にしてほしいとか、結婚してほしいとか一切言わなかった。

皇帝がすべて自分で決めたことだった。

こうしてみるとアフメト皇帝とキョセムはスレイマン大帝とヒュッレムよりも仲が良かったのかもしれない。

ヒュッレムはスレイマンがいなくても大丈夫そうな雰囲気だったが、キョセムは違う。皇帝なしでは何もできないというか、なにもする気がでてこないようだ。皇帝なしではモチベーションがもてないのだった。

こんなにも頼りにしているキョセムを置いてアフメト皇帝は旅立った。

雪に中、キョセムの腕の中で・・・

次期　皇帝は誰に？
ムスタファ？
それともオスマン？
いやもしかしてメフメット？
これから宮廷には血の雨が降りそうな予感がする・・・