【フズルの娘ミフリュニーサ初登場】オスマン帝国外伝シーズン4エピソード106 ハイライト

ムスタファの門を叩いたアトマジャは、フズルの推薦状を持っていた。だがムスタファは今誰も信じることはできなかった。なぜなら、命を狙われたばかりだった。それだけではなく、犯人を捕らえて牢に入れたら、リュステムが犯人であると証明するその証人を毒で殺されてしまった。

反逆者は彼の宮殿内に入っているのだ。唯一ムスタファが信じられるのフズルだけだった。
このような状況の中で、
アトマジャはフズルの元へ手紙をもって訪ねていく。
船を訪れたアトマジャを出迎えたのは、気性の激しそうな美しい男勝りの女性だった。

アトマジャが手紙を持ってきたと伝えると、
「私によこせ」とその女性は言った。アトマジャがフズルに

「直接渡す」と言うと、いきなりナイフを喉に突きつける。

「もし命が亡くなったらその手紙をフズルパシャに渡すことができなくなる」と女は脅かすが、アトマジャは毅然として受け付けない。

そうこうしているうちに船内からフズルが出てきた。そして

「何が起こっているのだ」と聞くと、アトマジャは、

「ムスタファ皇子」から手紙を届けに来たという。「それをあなた以外には見せられない」と繰り返し伝えると、
「それは私の娘だ」とフズル言った。

アトマジャが、無礼を謝る前に、娘は手紙をさっと取り上げフズルに渡す。

 手紙にはフズルの紹介状を持ってきたがそれが本当かどうか確かめる内容が書いてあった。

フズルが読み終えるとアトマジャは彼の部下につかまる。
それはそうだ。フズルが何も推薦していないのにかってに、フズルの名前を使ったのだから。
アトマジャは
「そうしないと宮殿内に入れなかったのです」というが、フズルは

「どうやってあなたを信じろというのだ。何か証明せよ」という。
そこでアトマジャは

「もしムスタファ皇子の味方でなかったなら、こうして自分が捕らえられるとわかっている手紙を持参しなかっただろう」というが確かにそうだ。
 
だがもちろんフズルは納得しなかった。そこでアトマジャは詳細を話しますというが、フズルに彼は受け入れてもらえるのだろうか。

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