ギュルアーが言ってたWallahiは奥が深い!オスマン帝国外伝2 エピソード31から トルコ語

オスマン帝国外伝シーズン2のエピソード31で ギュルアーがダイェに言っている

ワッラーヒ(ヴァッラーヒ) ベニム スチュムヨク

と言うフレーズのワッラーヒと言う単語を時々今でも会話で耳にします。
ギュルアーはVallahiと言ってますが、vallaというふうにも、今は使います。
元の意味は唯一の神に誓ってと言うアラビア語からきています。アラビア語で文頭のワは ~に誓って、~にかけてと言う風にも使えます。そのあとに唯一の神と言う意味のアッラーが続いて唯一の神に誓ってとなるわけです。

ところがトルコ語にはWの音がなく代わりにVの音を代用しています。なのでトルコ人は唇を軽くかんでヴァと言います。

ヴァッラー の後に疑問を表すムをつけると

valla mı 本当に?

スチュム ヨク を直訳すると私の罪はないです。

スチュ が罪で、子音のムは単語の後ろにつけて私のと言う意味を表します。

ヨク 派もう皆さまよくご存じですね。ないという意味です。

私の罪はないとギュルアーはダイェ弁解していたわけです。
そしてその前にヴァッラーヒ とつけることで意味を強調しています。

ただあるトルコの方が言うにはあんまりヴァッラーをむやみに使わないほうがいいよと言ってました。
できもしないことや、わからない未来のことを確実に起こるみたいに言うのは、もしできなかった時のことを考えると恐ろしいとその方は思っているみたいでした。
その人にとっては神に誓ったら、確実にやりとげなければならないことらしいです。

言葉って使う人の考え方や使い方で同じ表現でも全く違った風にとらえられることがあるっていうところが本当に面白いです。
でも一歩間違えると、誤解を招く恐れもあるから要注意かも・・・


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