トルコドラマ『オスマン帝国の創始者 クルルシュ・オスマン』エピソード3の2

ソユトのオスマンの地にオスマンが戻ってきた。みんなが喜ぶ。バラの病気の馬も連れていた。オスマンは手を胸に当ててみんなの歓迎に答える。そして会議の前に現れる。 オスマンの話に耳を傾けるみんな。戦う時は熟したが、注意しないと相手がより強力になる恐れがあるというと、
「どういう意味だ」と伯父のドゥンダルがきく。
彼はエルトゥールルの弟にあたる。エルトゥールルがコンヤに行って不在なのでカイ族を任されている。そのドゥンダルにオスマンは強力な敵が存在していることを伝える。

ソフィアの長ヤニス率いる軍団だ。オスマンは
「今ここに集まっている長たちは戦いを決意すべきだ。しかし決定はドゥンダル米がすべきである」と言った。

皆は頷き同意する。それを聞いて兄のギュンドゥズが「成長したな」と満足そうにいう。
しかしオスマンはそのあとも話を続けた。
「だが今トルコ人の自由のために決定は一つしかない。 さもないとあなた方は自分の墓の穴を掘ることになるだろう。この戦いはアイバルスを殺したことで彼らが始めたことなのだ。これは聖戦だ。言いたいことはこのことだ」

すると彼の賛同する者が出てきた。そして「さあ、いってください戦争か平和か?」とドュンダルに迫る。オスマンの演説を聞き続けた会議に参加していた長はみなオスマンの意見に賛成し始めた。

ドゥンダルは「みんなの意見はわかった。だがこれを決定することは私にはでない。エルトゥールルベイが戻るまで、待つべきである。戦争の宣言権は族長に属すからだ。今はお暇ましよう、甥と話したい」と言ってみんなに解散を促すドゥンダル。
さて伯父と甥の話し合いはどうなるのだろう?

エデバリのいる港町で、彼は暖炉の前に座っている。そしてソフィアから取り戻した聖なる信託の箱を開ける。中にはクルアーンの勝利章の一節が書かれた板と、木の刀と、旗のようなものが入っていた。その剣に口づけし敬意を表すエデバリ。刀を窓の方にもっていこうとすると、ドアのたたく音がする。

「どうぞ、娘よ」と声をかけるエデバリ。
中に入ってきた娘に

「あなた方のおかげで ヤセヴィー・ハズレトレリの持ち物「タフタ クルジュ(木木製の剣)が戻った」とよろこぶエデバリ。これに対して薔薇は
「あなたの祈りのおかげです」と返す。
さすがバラはエデバリの娘だけある。決して自分の成功を自分自身の力のせいにしない。

エデバリはその剣の意味をバラに話す。どうもその剣はトルコの統治者にえいきょうをあたえるとらしい。

「残虐者には恐れを無垢な者たちには希望を与える」という。

バラは
「そのハカン(統治者)をどう見つけるのですか。何か英知が隠されていますか?」尋ねると
「我々は見つけるだろう」とかなり確信をもって返答した。

エデバリとその娘は、トルコの真の統治者で、ヤセヴィー・エフェンディの考え方を受け継ぐ統治者を探しているようだ。

その統治者は誰なのとかなり興味を持ってもう一度訪ねるバラ。
「ただハートだけなく、智を備えている者である」と答えた。
私たちは答えをしっている。それはオスマンだ。でもこの時点で彼らはまだそのことを知らない。

伯父と甥の話が始まった。
「ビザンティン帝国をやっつけ、あらゆる場所に平和の旗を立てよう」というオスマンに、伯父は
「何て間違ったことをしたのだ。お前は罪を問われるとわかっていてあの城にのこったのだな! 」

「はい、もちろんです、なぜならテクフルを殺したものはアイバルスを殺したものだからです」と答えると兄のギュンドゥズが

「オスマン。われわれに何もかくしていることはないな、弟よ」と優しい口調で問う。

「何を隠すというんでしょう、お兄さん」

と答えるオスマン。ドュンダルはその後オスマンにエルトゥールルが返ってくるまで身を隠すように命じる。

そうだなあ、オスマンは危機を増大させているようにも見える。かなり無鉄砲だ。と言うか最初からハチャメチャだ。

「わかった」と言いながら出ていくオスマン。だが本当にそうするだろうか?

彼らの表情から私にはわからないと思ったが、次の瞬間ドュンダルは
「私から隠していること、どのように災難を起こしたかをすべてしらべるからな」と独り言を言ったので、ドゥンダルはオスマンが隠し事をしていることがわかっていたということになる。

ビザンティン軍団のトップ・ヤニスはオスマンがエデバリのいる街に行ったことを手紙で知った。聖なる信託をまた取ろうと、あるものを派遣する・誰だろう?

カラノズではなかった。顔が似ているので見分けがつきにくいその将軍はサルバドルだという名前だった。

カイの地にもどったオスマンは馬のアラジャウを看ている。何か薬を煎じているようだ。馬に話しかけながら、どことなく楽しそうなオスマン。そこへドュンダルの娘がやってきてオスマンにお礼を言う。
れから馬に気づいて

「この馬は誰のですか。」ブ アトゥ キミンディル)と尋ねる。そして
「毒が・・・」と続けるが急に顔が不安そうになった。

そしてバラの話を聞き、娘の顔色が変わる。彼女はわかってしまったようだ。オスマンがその娘に恋していることを・・・

その娘は家でサラに絵を描いていていた。二人の恋人の絵だった。
その時バラはオスマンのことを考えていた。

そこへ偽修道女の一人ゴンジャハートゥンがやってくる。
ゴンジャが言うには

「オスマンにシェイフさえ心を開いた」

とのことだ。これはばらにとって喜ばしいことだった。

一方ソフィアはテオクレスから便りがないことを懸念し始めていた。そこであるものを探しに行かせる。

一方、テオクレスが逃げたという知らせがオスマンに届く。どこへ行ってしまったのだろう?彼はソフィアが班員だということを証明する唯一の証人だった。
同時にドゥンダルの息子が戻ってきて、テオクレスのことをドゥンダルに話す。 彼を連れて行ったのは、ドゥンダルの息子だった。
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