オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 30話 アトマジャの上司を知ったムスタファは・・・

次から次へとスレイマンを襲う苦難の数々、彼はいつも憂鬱な顔をしている。(116.b-0:39)

そこへ神妙にはいつてくるヒュッレム。ヒュッレムは昔の面影はなく年老いた哀れな小さな女性のようにも見えた。
案の定、スレイマンは近寄るなと手であいさつする。
「なぜ命令に背くのか」と尋ねると
「手紙の返事が来なかったので」と答えるヒュッレム。
スレイマンが呼ぶまで待とうと思っていたが知らせが宮殿から届いたと言う。スレイマンが悲しみのあまり病気になりそうだと手紙に書かれてあったので、いてもたってもいられなくてやってきてしまったと続けるヒュッレム。
 
「あなたが望むなら私を許さないで、顔を見ないで、話さないでください。」
 
「でも私を行かせないで、ジハンギルとあなたとここにいさせて、さもなければ命を取ってください」とヒュッレムは心の内を訴える。

だがそれでもスレイマンは拒否する。秘密の部屋の件はスレイマンにとっていままでとは違った出来事だったのだ。普通なら打ち首になるところだが・・・
スレイマンの悲しみの理由、それは「二度とお前を信じることができない」と言うことだ
と彼女に言い席を立つ。

それでもヒュッレムは目に入れてもいたくないほどかわいいジハンギルに会い、喜ぶ。説得の結果として、スレイマンはヒュッレムの秘密の部屋の事件を黙認した形となった。ヒュッレムは宮殿に残ることができだ。
なんとか窮地は逃れたヒュッレムだった。ファトマの当てが外れヒュッレムはまた舞い戻ってきたのだ!恐るべしヒュッレム!

リュステムに捕まったアトマジャはなかなか仕えている人の名を言わないので、とうとうリュステムが直接アトマジャに会いに来る。
一方ムスタファたちもアトマジャの行方を突き止めた。彼を助けに急ぐムスタファたち。アトマジャは無事保護されたが、その時ムスタファはリュステムからアトマジャの秘密を耳にする。驚くムスタファ!ムスタファもアトマジャが誰に仕え、何のために自分に協力しているのか知らなかったのだ。

森にすんでいるエフタルヤ(Eftalya)の家にいるセリムを追いかけたヌールバーヌーとカザンフェルは彼女が既婚者だと知る。セリムはまた重大な罪を犯した。
サファヴィー朝のの王子でタフマースブ1世の弟のエルカス・ミルザがリュステムとミフリマーフの家に食事に招待される。
 
彼はミフリマーフに素敵なプレゼントを持ってきた。ミフリマーフもそれをとても気に入る。実はファトマにミフリマーフの好みをそれとなく教えられたのだった。
サファヴィー朝の王子は遠征に出かけるにあたって、自分に味方する人々のリストをスレイマンに見せる。
 スレイマンは遠征の準備で頭が忙しい。イブラヒムと話したローマ征服の夢とエルカスが話したサファヴィー朝打倒のチャンスを天秤にかけその選択に迷っていた。さてこの時期スレイマンはどちらの敵と戦うのだろうか?
 
アトマジャの秘密を知ったムスタファは「誰に仕えているのか?」と彼に問い詰める。
彼は「ピーリーレイスです」と答える。(ピーリーレイスはすごい地図を描いた方です詳しくはこちら)
ムスタファは急いでレイスに会いに行く。そしてこのようなことはしてはいけないと説き伏せるがレイスは納得したかどうかわからない。レイスは次の皇帝はムスタファ以外にいない。そのためにどんなことでもする覚悟だった。
 
だがムスタファはスレイマンをよく知っているのでレイスの行動が実は自分に害になる危険が高いと直感したのだ。謀反の罪を着せられる種となることを・・・


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