オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 31話、32話 アルカスとミフリマーフとファトマ皇女

31話
ムスタファはピーリーレイスをいさめるが彼はムスタファを守ること断念するのだろうか?

バヤジトの目付役のララはヒュッレムがキュタフヤにいた時のことを思い出す。
バヤジトがヒュッレムにフーリジハンと一緒にいることを知られてしまい、バヤジトの相談役でもあるララは彼女に申し開きをするが、直ちにフーリジハンを追い出すようにとヒュッレムは彼に厳しく命じたことを・・・

そこでララはバヤジトが不在の時に、彼女を連れ出す。彼女を追い出そうとしたのだ。するとフーリジハンはその時苦し紛れに「ある重大な秘密を教えるからここにいさせてくれ」とララと取引をする。ララはびっくりし、事の重大さに取引に応じることに決めた。その秘密がイスタンブルへと手紙によって届けられる。フーリジハンはムスタファを自分の幸せと引き換えに売ったのだ。

一方ミフリマーフに手紙が来る。どことなくそわそわしているミフリマーフは独りになってそれを読む。勿論それはララからの手紙ではなく、何とサファヴィー朝の王子アルカスミルザからだった。ミフリマーフは手紙を破り捨て燃やす。

いよいよ遠征が始まる。だがどこへ?
御前会議では東のサファヴィー朝と西のヨーロッパのどちらへ遠征に向かうかを議論している。ムスタファとジハンギルはイブラヒムとスレイマンが夢見たヨーロッパ征服の夢を追いかけようと提案するが、重臣たちは東のほうが重要だと説く。今は東が重要だとサファヴィー朝へ向かうと決定する。皇子たち二人の意見は取りいれなかた。

 スレイマンはムスタファに目的は失っていないと言う。今その道を歩いていると言う。そしてムスタファに遠征中イスタンブルを任すと言う。父と子にはようやく雪解けの季節がやってきたようだ。ムスタファはイスタンブルに来たときとは悲壮な感じだったが、余すや二帰るときは喜びに満ちていた。

 だがヒュッレムたちはこれで窮地に陥った。ムスタファが戦争中に手て糸を守るということは、もし戦地でスレイマンが亡くなったら、そのまま彼が皇位につくことを意味する。ミフリマーフも今回初めてその危険を感じたようだった。必ず帝都をミフリマーフの実の弟が守らなければならないことを実感した。

マニサではセリムは大変なことになっていた。お酒を飲み始めた。それだけでなく 森の女性関係も問題だ。だがちょっと弱弱しくて人間臭さを感じさせるセリムをヌールバーヌーは優しく包み込んだ。セリムを支えようと必死だった。二人は相性がいいかも・・・

ミフリマーフは手紙をもらった。エルカスからだった。またもや彼女の恋心が芽生えた。ミフリマーフも恋多き女性だ。初恋はマルコチョール、少女時代はヤフヤ(タシュルジャル)そしてまたマルコチョールに真剣に恋をし、政略結婚をさせられた。結婚後アイシェと言う娘を授かり、そして今はアルカスが気にかかっていた。(116.0:39-1:22)
そしてムスタファは自分のサンジャクのアマスヤに戻る。ムスタファの子そしてフズル元海軍提督の孫がうまれた。
32話
母ヒュッレムを訪問した時またミフリマーフに手紙が届く。その夜ミフリマーフは手紙への返事を書いているところへ、リュステムが入ってくる。リュステムは手紙に気づき嫉妬し、二人の間は最悪の状態になる。

しばらくしてリュステムは自分の夢を語る。だがそれはかなわぬ夢だった。リュステムはミフリマーフに慕われ、娘と3人の普通の幸せな家庭が存在する世界での生活を夢見ていた。それを聞いてミフリマーフは涙するがミフリマーフは聞こえないふりをしたようだ。
人を好きになる気持ちは自分自身ではどうにもできない。リュステムがどんなに望もうともミフリマーフにリュステムを慕う気持ちを生み出すことは誰もできない。 

スレイマンは庭を散歩している。そこへ手紙が届く。バヤジトのお目付け役ララからだった。ムスタファとミフリュルニーサについて書かれてあった。
と言うことはフーリジハンは自分がキュタフヤにとどまる条件で話した秘密とはこのことだったのだ。ムスタファの秘密を話してしまった。
恋は盲目と言うがフーリジハンの父があれほど期待をかけていたムスタファを陥れるいれる結果となった。わあ、イブラヒムは墓場の中でこの事態をどう受け止めただろう。

ようやくスレイマンとムスタファとの仲が修復したところだったのに・・・
一難去ってまた一難、ムスタファの前途は・・・

リュステムが夢を見た次の日ミフリマーフは宮殿のリュステムの部屋を訪れる。人はこの世に一度しか来ないと考えた。ファトマが言っていた言葉だ。たぶんそれが無意識にミフリマーフにそのように考えさせたのだろう。愛のない結婚に終止符を打とうとしていたのだ。

ついにミフリマーフは離婚を決意したことをリュステムに宣言する。  
ミフリマーフが「離婚する、離婚する、離・・・」と3度目を言おうとしたとき、ヒュッレムが手をつかんで止める。

彼女たちの教えでは3度言うと離婚が成立すると言う決まりがあるのだが、ヒュッレムは
「何度言ってもスレイマンが承諾しなければ駄目よ」と言うと
「これから会いに行くわ」と応える。どうもミフリマーフの決心はかたそうだ。母ヒュッレムはミフリマーフと話そうとするが、

「私は彼が好きではない」と言い切るミフリマーフ。それでは
「遠征の後離婚すればどうか」と懸命に止める母ヒュッレム。もともと母ヒュッレムが強引に押し切った形で結婚したミフリマーフだった。もしあの時ヒュッレムが小さいころミフリマーフに約束したように愛ある結婚を応援していたなら、彼女はマルコチョールと結ばれていたかもしれない。そしてミフリマーフの人生も今とはだいぶ変わっていただろう。ミフリマーフにとって愛のない結婚ほどつらいことはないだろう。
一方リュステムも悲嘆にくれる。そこへソコルルがやってくるが話を聞くどころではなかった。嫉妬に苦しむリュステム。リュステムに限ったことではないが、人は人を深く愛さないほうがいいのかもしれない。何事もほどほどが幸せへのカギだが、それに気づくリュステムではなかった。

ついにアトマジャの家族が皆殺しになったと言う過去をマルコチョールからの手紙でムスタファは知る。そしてアトマジャのつらい過去を癒そうと、兵士ではなく同行者としてみとめるとアトマジャは以前にも増して忠誠を心に誓ったのだった。
 
ヒュッレムとムスタファについてみんなが話をしている。ジハンギルがムスタファ兄を弁護するとヒュッレムは誰の味方なのかとジハンギルを責める。
 
 アルカス(エルカス・ミルザ)は、ファトマに手紙を送る。会いたいとのことだ。リュステムは勘違いしてしまったようだ。二人は庭で会うが、そこでアルカスはファトマに愛の告白をする。
「ミフリマーフとはどうなったの」と尋ねると
「彼女は男性を必要とするタイプでない」とアルカスは答える。
わあミフリマーフはアルカスに慕われていると勘違いしてしまったようだ。

ジハンギルはミフリマーフに会いにくる。
離婚をあきらめさせろと言うために母が送ったのだろうとミフリマーフは思う。
ジハンギルは「ただ会いたかっただけだよ。げんきかい?」
とミフリマーフを優しく気遣う。そして我慢が尽きたなら、誰にも頭を下げることはないのだ思った通りすればいいのだと勇気づける。

 (116.1:23-117.0:20)

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