シーズン2の11話で 「勇敢さは良いものだ、だが過ぎるとそれはおろかさを招く」 語るプチ会
明菜とハナーは手をこすりながら手袋もせずに仕事に向かっています。そしてフレデリックのことをハナーが話し始めました。
ねえねえフレデリックってほんとに無謀だよね
フレデリックではなくてフリードリヒでしょ?
そうだねフリードリヒだ。トルコ語の発音はフレデリックって言ってるからつい英語読みで言っちゃうよ。
そのフリードリヒがどうしたの?
なんの策もなく、なんの準備もしないで一人イサベラのところへ行くんだよ
でも門兵がいたわよね?
うん、そうそうそれで捕まっちゃうんだけど、当たり前だよね!スレイマンも彼にこう言ってた「勇敢さは良いものだ。だがそれが過ぎると愚かさを招く」ってなこと。
へえ、勇敢と言うよりたしかにおろかだわね。もう少し策を考えればいいのにね
グリッティもなんだか間が抜けている。だってトルコ語のわからない王子にトルコ語で門兵と話させて中に入ろうとさせようとするんだか・・・
へえ
門兵とフリードリヒのやり取りはこんなかんじだったよ。
みはりの兵士:ドゥル キムスン セン まて、おまえはだれだ!
フリードリヒ:ベン エエ 私ええと
兵士:エリンデキ ネ 手にあるのは何だ?
フリードリヒ:スンブル アガ インジル ヨルラディ
スュンビュルアーがイチジクを送った
Sünbül ağa incir yolladı
兵士:アドゥン ネ セニン お前の名前はなんだ
フリードリヒ:スンブル アガ インジル ヨルラディ
兵士:オラスヌ アンラデゥク そのことは分かった
フリードリヒ:・・・
兵士:アドゥンネ アドゥン サライダン ム ゲリヨルスン 名前だよお前の サライからきたか?
ヒリードリヒ:・・・
兵士:コヌシュサ ナ 話せ さあ、
ヒリードリヒ:・・・
わあ、ながそう!
うんでもこのシーンはトルコ語の発音を覚えるのには面白いシーンだよ
そうなの
フリードリヒの言うスヌブルアガ インジル ヨルラディ っていう言葉なんだけど、明菜ちゃんが発音するときに注意したらいいところが入ってるんだよ、このフリードリヒの言葉には
なになに
今日かえったらビデオ見て、ちゅういして聞いてみて
うん、でも何?とても気になるわ。
フリードリヒはスンブルって言ってるけど。トルコ語 でSümbül ってかくんだ。おとといトルコ語10で発音練習したブドウのüのおとなんよ
あっそうか!口とがらしてってあれ?
そうそう、なのでスンでもブルでもないんだ。スンビュルって感じの音になるのよ
そうね、わかったわ。イサベラもちゃんと彼の名前は発音できないみたいだし、これは外国人にも難しい音なのかもしれないわ
もうひとつあるよ
なになに
動詞の送った yolladıの dı だよ。よく外国人の登場人物がトルコ語を話すと最後の語尾はみんなイで発音しているんだよ。フリードリヒもそうだよ。あっもう着いた、じゃあまた帰りにね、ばいばい
ここで二人は工場につきました。続きはまた今度
関連記事 トルコ語10
11話のおなじみの登場人物
皇太后、イブラヒム、ヒュッレム スレイマン、メフメット(赤ちゃん)、マヒデブラン、ギュルフェム、
女医、ニギャールダイェ、ギュルアー、シェケルアー、スンビュル宦官長、 エスマー
イサベラ、カルミナ、メレキ
マルコチョール 、マトラークチュ、
フレデリック (フリードリヒ)、グリッティ、オーストリア大公国大使