オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 29話 サファヴィー朝の王子がオスマン帝国に接近

驚くムスタファ!(115.0:51-f)
ムスタファとジハンギルがスレイマンに会いに行く。
「カフタンはサライを出る前に毒が塗られたと確信している。そうだな、ジハンギル?」とムスタファがジハンギルを見ると、ジハンギルは
「確信ではなく、そう思った」と答える。
わあ、ちょっと前に事実を話すと言ったばかりのジハンギルだが、なぜ考えを急に変えたのだろう?!

ジハンギルは「もし真実を話したら、害は母ヒュッレムにまで及ぶ」とミフリマーフが言ったことを思い出したのだった。母思いのジハンギルには母を害することができるのか?

ジハンギルは母と兄の間に立たされた。そして結局母を選んだ。
ムスタファはがっかりする。やはり異母兄弟の壁は崩せないのだ・・・

ジハンギルは兄・ムスタファに謝ると「お前の気持ちがわかる。お前に頼むことではなかった。」と怒ることはなかった。

だが真実はか強い!ソコルルは調べた結果をスレイマンに報告に来る。カフタンに毒が宮殿を出る前に塗られたと話す。そして仕立て屋が行方不明だなことも変だと伝えるとスレイマンは「その仕立て屋を探せ」と肩を落として答える。ムスタファが話した通りだったから・・・
一方ムスタファが武装してイスタンブルに来たことを知らせた手紙はヒュッレムの元へ届く。彼女は激怒する。ムスタファを好むバヤジトも母との兄の間に立たされる。
「すぐもどらなければならないわ」と焦るヒュッレムだが、
「忍耐です」と付き人のファーリエが諫める。ヒュッレムは戻ることもできず、いらだつ。

リュステムの手に捕らわれの身となっているアトマジャの口は堅い。ついにアヘンを飲ませレイスのことを話させようとする。

名前をついにアトマジャと言ってしまう。そしてアトマジャは息子と妻に会いに行かなければと口にする。アトマジャは昔のことを思いだしていた。家族と楽しかった幸せな時代を、、、
「誰がムスタファの元にお前を送ったか」と尋ねるが、レイスの名は出さず、固く口を閉じたままだった。アトマジャはおぼろげな状態が続き、生死をさまよっていた。そしてまた家族のことを思う。
ある日アトマジャは家に帰る途中、馬に乗った男たちが家から去るのを見た。彼の家は破壊され妻と息子は地面に横たわっていた。
アトマジャは悲惨な過去を持っ人だったのだ。

エディルネでは、サファヴィー朝の長シャータフマースブ1世の弟・エルカス・ミルザ(アルカス・ミルザー)が、リュステムに会いに来た。彼はリュステムをスレイマンと間違えてあいさつする。
彼はシャーを位から降ろし自分が王位につきたいので援助してくれと頼むが、リュステムは難しいと答える。だが1つ方法があると彼に持ちかける。ムスタファとスレイマンの間をさくことに加担すれば道は開けるとリュステムはエルカスを説得する。またまたムスタファはリュステムの罠にはまってしまうのか?

マニサでは、セリムは例の森であった女性を尋ねる。そこで葡萄酒を御馳走される。彼はまたお酒を飲んでしまった。スレイマンとの約束、自分自身との約束そして神との約束を破ったのだ。人間はセリムのように弱い存在だ。何度でも約束を破る。人間はもともと誘惑には弱い存在なのだ。

ヒュッレムの元に手紙が届く。フーリジハンの付き人の密告だった。フーリジハンがここにいることを知ったヒュッレムは、直ちにフーリジハンに会いに行く。
「なぜ来たのか」と怒りながら訪ねるヒュッレム。
「来た理由は明らかです。バヤジトのためにここにきました。私の唯一の望みはバヤズィットと共に幸せになることです」と言うと、ヒュッレムは頭に血が上り、フーリジハンの顔をたたく。
すると彼女はひるまず
「私はフーリジハン。パルガルイブラヒムの娘でありハティジェスルタンの娘です。誰もがあなたに屈するとは思わないで。」と毅然と答える。ヒュっレムは絶句する。そして今度はバヤジトの元へ向かう。
バヤジトはフーリジハンと愛し合っていると言うが、ヒュッレムは彼女が「復讐のために会近づいたのだ」と怒鳴りながら、バヤジトを説き伏せようとする。
恋に盲目のバヤジト!果たしてフーリジハンも彼と同じ気持ちなのだろうか。母親のハティジェのように恋に生きる女性なのだろうか?

ムスタファに送られたカフタンはシャーからの物だとリュステムはエルカスに話させる。

ムスタファはスレイマンに呼ばれる。スレイマンはカフタンを埋めた話をする。
「その時私は約束した。絶対息子を亡き者にしようとはしないと・・・自分自身にそして神に約束した」
「あなたを決して殺さない」と心の内をムスタファに訴える。
「もしあなたのようにカフタンを土に埋めたなら学べなかったです。」とムスタファは答える。そして「自分自身にそしてあなたに約束します。あなたに反乱を起こすことは決してしない」と・・

するとどこからかイブラヒムの声が聞こえてくる。
「人が私はこれをしないというとシェイタン(悪魔)はそれをさせるまであれやこれやと手を尽くす。(人に)それをさせるまでシェイタンは働き続ける。」と・・・

(116.h-0:8)突然イスタンブルにヒュッレムが戻ってきた。ファトマ直属の付き人メレクは急いでファトマに知らせに行く。ヒュッレムは許可なく来たのだろうか、それともスレイマンは彼女をまた許したのだろうか?
部屋に向かうヒュッレム。ロクマン・アーは微妙な顔でスレイマンに取り次ぐ。

中にはマヒデブランの子 ムスタファがいた。
ヒュッレムが来たことを知るとスレイマンの顔がこわばる。

わあ!ヒュッレムは勝手にキュタフヤから戻ってきてしまったようだ。彼女は秘密の部屋の件でスレイマンの怒りをかい、キュタフヤのバヤジトのところへ行くよう命じられていたのだが、スレイマンはヒュッレムにどう対応するのだろうか。

 

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