オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 27話 

(114.1:12-f)キュタフヤでは、バヤジトはフーリジハンと無事戻る。そしてララに彼女のことを伝えるとララの顔は曇る。
フーリジハンはハティジェの娘の顔をしていた。スルタンらしい何かを感じさせた。ララが近寄れない何かだ。
それでもララは換言するが、バヤジトの決心は固い。彼は受け入れられないなら、ララにここから離れることも考えろと厳しく答える。

スレイマンが宮殿に戻ってきたのを知りヒュッレムは喜ぶが、スレイマンはいかめしい顔で「さがりなさい」と言う。みんなはロクマン・アーからにナーゼニン(ヴァレリア)の死を伝えるとファトマはヒュッレムのせいかと考える。

ヒュッレムを遠ざけるスレイマン。どんな手紙を書いても彼の氷のような心を溶かすことはできなかった。ヒュッレムは悲しみ、眠れない日が続く。

 ある日、ソコルルがリュステムの家を訪れ、「重要な話がある」と言うと、リュステムはひどく怒り「2度と来ないように、ミフリマーフとも話すな」と言う。リュステムは嫉妬に燃えているのだ。

スレイマンはムスタファとの関係をよくするためにカフタンを贈ることに決めた。さすがスレイマン。親と同じ道は通らなかったのだ。ところが、カフタンを見に来たジハンギルは、重大なことに気づく。そしてムスタファ兄の危険を察知する。ジハンギルの心配したように、カフタンにはリュステムの指示によって毒がつけられていた。ムスタファは危うい状況だ。このことをスレイマンはおろかにも知らない。

ムスタファはスレイマンの手紙を読む。そして贈られたカフタンを着ようとするがそこへマヒデブランが走ってきて、「着ないで、着ないで」と懸命に止める。
マヒデブランはカフタン事件のことを覚えていた。そして運んできたものに「着よ」と命じると、男はそれを着て倒れた。ムスタファと母マヒデブランは見つめあう。ああやはりと言う思いとそんなばかなという思いでムスタファはカフタンを見つめる。

しばらく動けなかったムスタファは決心をしたように、鎧兜を身に着け刀を手にする。そして腹心の家来・詩人のタシュルジャル(ヤフヤー)にイスタンブルへ行くと言う。

ヒュッレムはスレイマンに手紙を書き続けている。2人の間は岩の扉事件以来修復されていなかった。スレイマンはヒュッレムの描いた手紙に気づき微笑む。久しぶりの笑顔だ。最近スレイマンが笑うことはめったにない。年を取るにつれて人は笑えなくなるのだろうか。年と共に悩みも増えていくのだろうか。
ヒュッレムの部屋のドアが開く。ヒュッレムが横たわっているところへスレイマンがやってきた。ヒュッレムは喜ぶ。彼が許しに来たと思った。だがそうではなかった。
「これから先ここには住めない。バヤズジトの元へ行け」とスレイマンは暗く言い放った。心砕けるヒュッレム。2人の行方はどうなるのだろう。
フーリジハンのことを知らないヒュッレムは?ヒュッレムの行先に
はまたまた困難が待ち受けている。

 早馬を走らせカフタンの毒が罠だと知らせるに行く途中リュステムはアトマジャは襲われる。毒入りのカフタンの件で決意したムスタファはイスタンブルに向かっている。
毒のことを知らないスレイマンはムスタファの行動にびっくりしてムスタファが反乱を起こさぬようにと祈ると共に兵士に迎え撃つ準備もさせた。

リュステムの手の者にアトマジャは捕らえの身となった。リュステムたちは彼が誰で、誰の命令で動いているのか、そしてムスタファを支援する者たちは誰なのかを聞きだそうとするが、アトマジャは鋼鉄のようだった。何をされても教えようとはしなかった。リュステム対アトマジャ二人の対決はこれからずっと死が2人をわかつまで続く。
(E115.0-0:10 )

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