トルコドラマ WOMAN 6-1 エンヴェルが良かれ思ってしたことが最悪の結果に・・
台所でシリンは倒れていた出血多量で顔が真っ青だった。
急いで近づく母ハティジェ。
彼女抱きかかえながらすぐに救急車を呼ぶハティジェ。
だが車を待っている時間はとても長く感じられた。
急にシリンの様子がおかしくなり、彼女の体からは力が抜けて様になった。
それでハティジェは彼女が死んだと思い込み、そばに落ちてあったナイフで自ら腹を刺した。
帰宅したエンヴェルが見たのは救急車にのせられて病院行くシリンとハティジェだった。
彼はその場に倒れた。気は失ってはいなかったもののこのおそろしい状況をまのあたりにして立っていることができなかったのだ。
病院で ハティジェは心拍停止になった。かなり重症だ。シリンは手を傷つけただけだったようだ。
ハティジェは助かるのだろうか?
次の日バハルはエンヴェルに電話をした。だがエンヴェルは悲惨な出来事につて一切話さなかった。
そのためバハルは昨日母ハティジェが娘のニサンに怒鳴ったことを許せないというのだった。
なんだか変な感じだ。
一人は生き死にをさまよっているのに、一人は娘が怒鳴られたことに対して不平をその死にそうな人に伝えようとしていたのだ。
もちろんバハルはしらないから当然かもしれないが、人はときどき問題の大きさを主観的に垂れえてしまうことがある。
どう見てもバハルが起こるほどのことはないと思うのだが、ニサンを守るのに必死な母親としては当然の感情だったのかもしれない。
でもバハルは優しい人なのに、母親に対してだけへちょこっと厳しい感じもする。
バハルは新しく携帯電話を買った。一番最初に電話に出たのがエンヴェルだ。彼はまだ事実を話さなかった。
シリンは退院できるようになり、ハティジェは意識不明のままだった。手術は成功したようだが、危険な状況が過ぎたわけではなかった。
エンヴェルは自分の犯した過ちを悔いていた。
彼がバハルのところへ彼女を呼ばなければこんなことにはならなかったかもしれないと何度も思いながら涙を流した。
とはいうものの、根本的な問題はシリンのサイコ的な性格にと行動になるのだから、エンヴェルがどう対応しても悲劇は避けられないだろう。
こののちこのシリンのサイコ的な行動がバハルを初め多く関係者を苦しめることになる。
まだまだこのころは父のエンヴェルがサルプに対してしたことを知らなかったのだ。シリンはサルプに彼が自分の愛を受け入れないと知ると、彼を貶めた。
そのせいで彼は海に落ちて死んだのだった。