『ポロス 古代インド英雄伝』35話 アレクサンドロスは子供っぽい?
見どころ
マケドニアの王子アレクサンドロスが王に騙されたのに気づき、母以外に味方はいないと王座への道に目覚める過程.
35話のあらすじ
地下牢に兄閉じ込められたアヌスヤに会いに行く途中また戦いを仕掛けられたプルは後れを取った。
最初にバムニ王が地下牢訪れた. 。その後,プルは牢にたどり着いたが、そこにアヌスヤはいなかった。
実はアヌスヤは前回バムニ王の顔をドアの隙間から見て記憶が戻ったのだった。そして自分が王妃だったことも、赤ん坊のプルと共に海に投げ込まれたことも思い出した。
記憶が戻ったとたんアヌスヤの顔は気品高き王妃の顔に戻ったアヌスやの演技は素晴らしい。
だがそこへペルシャの王の手下がやってきてアヌスヤを・・・
マケドニアではフィリッポスと若い王妃クレオパトラと婚礼の式が行われていた。
その席でアッタロスとアレクサンドロスは言い合いになり、王はアレクサンドロスに謝るよう命じた。
だがアアレクサンドロスはそれを拒否しただけでなく、王へ「約束を破った」と言い放った。
激怒したプはアレクサンドロスとその母を処罰するよう命令した。
多くの兵士がアレクサンドロスに戦いを仕掛けたがみな返り討ちにされた。
アレクサンドロスは無事、馬に乗って城外へ脱出した。
一方地下牢でプルたちがアヌスヤを探していると、向こうから担架にのせられた女性の姿が見えた。
プルは物陰からのその様子をみていた。偶然顔の覆いが風で開けられ、女性の顔が見えた。アヌスヤだった。
体中傷だらけで、顔には血痕がありみるからにいたいたしい。
それを見たプルは気を失いそうになった。そして涙ながらに自分が彼女を守れなかったこと悔やみ、バムニに復讐を誓うのだった。
感想
戦闘シーンがゆっくり過ぎて、なんだか迫力が足りない気がした。日本の時代劇もゆっくり見えるときがあるがそれよりさらに遅い感じがした。
ア今日のシーンはどれもシリアスなシーンで、楽しかった点はなかったし、アヌスヤの記憶が戻ったのに、その直後にあの世に去ってしまったのでとても悲しかった。
マケドニアのアレクサンドロスは自分が王になれると思っていたようだが、それは彼の思い込みだったようだ。勘違いした自分の甘さには触れず、王に一方的に「約束を守らない!」と攻め立てていた。
トルコや韓国の歴史ドラマではもっと巧妙な政治的なやり取りが多い。それに慣れ過ぎたせいか、アレクサンドロスは純粋というか、すこしこどもっぽく見えたが新鮮でもあった。
ここがインド時代劇のよさなのかもしれない。