ポロス 古代インド英雄伝』5話あらすじ、感想

見どころはプルが母のアヌスヤに諭されて、一人でダスユにもどるところ

あらすじ

プルの母が真実を語ったのだが、バムニ王はアヌスヤはまちがっているとしし、ペルシャ王に謝れと言った。

それを聞いたプルは母に「一緒にダスユへ帰ろう」という。

でも母は「インド統一のためにここに残らなければならない。プルも葬儀が追えたら戻るように」と説得する。

プルは半分わかったような、わからないような感じでダスユへ向かった。

育ての父リプダマンの葬儀には難題があった。喪主になるべき実の子ハスティがいなかったのだ。

そのころハスティはペルシャの王にいいふくめられていた。父の命を奪ったのはプルだというのだ。

本当はダレイオスの仕業だった。そうとも知らずハスティはプルへの復讐に燃え、ダスユへ戻った。

彼が戻った時海岸ではちょうど葬儀が終わろうとしていた。それを見たハスティはさらに怒った。自分の役目をプルに取られたからだ。

プルはラチから進められたとはいえ、喪主を務めるべきではなかったのだ。

ハスティはプルを殴った。プルは一切抵抗せず殴られたままだった。ところが村のほうがえらいことになっていた。

ハスティと共にやってきたダレイオスの手下が村中に火をつけ燃やし始めたのだった。

驚いて戻るプルたち!

村は無事なのだろうか?

マケドニアではフィリッポスは王女が誕生を嘆いていた。

王女が誕生したということはアレクサンドロスがマケドニアを離れてからかなり時が過ぎているということになる。

フィリッポスは生まれてくるはずだった王子に後を任せペルシャへ戦争に出かけたいと思っていたが、その計画は王女が生まれたことで台無しになったのだ。 

そこでフィリッポスアレクサンドロスをマケドニアに呼び戻すことに決めた。アレクサンドロスは好機到来とばかりに、勇んで帰還した。

マケドニアはどうなってしまうのだろう?

ダスユの村は?プルたちは?

感想

皆がなぜみんなが簡単にペルシャ王の話を信じてしまうのか謎だ。

ハスティもバムニ王も全く疑わずに、彼を信じてしまう。真実を見抜きそれを指摘したアヌスヤは非礼だとされる。

人は信じたいように信じる傾向がある。そして自分の欲するように真実を曲げていくのだ。だから真実に気が付くものは少ない。

真実はいつの時代にも明らかになりにくいものなのだろうか?!

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