ヒュッレムの軌跡 シーズン4 久しぶりのムスタファとヒュッレムの再会は? 2

久しぶりにムスタファと皇帝は再会した。ムスタファは心の真実を話すと、スレイマンも喜んで彼を受け入れた。そしてスレイマンの部屋から外へ出たムスタファはヒュッレムに出会った。

2人の目には火花が飛ぶ。

ムスタファはスルターヌムと呼ぶと、ヒュッレムも皇子様、お久しぶりね。最後にあったのはメフメトの葬儀の時だったわね」

(あれ?ヒュッレムは葬儀に参加していたのだろうか?確か監禁されていていなかったはずだけれど・・・たぶんシーズン4になったので、ストーリが更新されたのかもしれない。きっと変わったんだ・・もともと実査にはヒュッレムが行方不明になったという史実は記録に残っていない。あの演出は全ヒュッレム役のメルイェムさんが急に降板したため代わりのヒュッレムが見つかるまで、急遽シナリを変更したから起こった出来事だった。)

 

ムスタファはでもメフメトの本当の死因を知らない。純粋にメフメトの死を悼んでいた。(ドラマではマヒデブランが毒殺させたことになっている)

そこで彼は

「彼が天国の住人となれますように」とお悔やみをいったが、ヒュッレムはこの言葉を凍った心で聞いていた。

そして皮肉を言った。するとムスタファは

「あなたは息子さんをそして私は弟を失ったのです。あなたと同じように胸が張り裂ける思いでした」

というと、

「そのためにマニサへ行くためにもがいているのですか?」とまた皮肉った。

このように彼女は、ムスタファに対してとげのある言葉を次々と発した。

ムスタファは顔色を変えて、そういうこと言うヒュッレムに

「もしかしたらこのために神はあなたを罰したのかもしれません。無実の弟が代わりに・・・」と言い返した。

するとヒュッレムは

「何かを得るためには多くの骨折りが必要で、失う時は一瞬にして失うものよ」とムスタファに警告した。

ここで面白いのはムスタファは自分が皇帝になることを当然と思っていて、ヒュッレムはそう思っていない。当たり前と思っているのだからこそ、マニサへ行かせるようにスレイマンに対して努力する必要はないのだ。でもヒュッレムからみると違う。それには多くの骨折りが必要だというわけ。それはそうかもしれない。スタート地点からムスタファのほうが一歩スタート地点からムスタファのほうが一歩も二歩も先んじていた。

そういう意味ではヒュッレムのほうが分が悪いのだ。だからこそいろいろな策略が彼女には必要だった。ムスタファはこの点ではヒュッレムには及ばないのかもしれない。どこか自分が手にするのは当然だという気持ちが、多少の安心感につながっていたのかもしれない。

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