トルコドラマ WOMAN(KADIN) 4-1 あらすじ シリンの電撃発言に母は・・・
身も心もずたずたになったバハルはそれでもけなげに子供たちの面倒を見た。その夜ドルクとニサンは冷たい浴場で体を洗った。
だがその次の日母親はシリンと買い物に出かけた。そしてバハルたちのために給湯器を注文したのだった。ああは言ったもののバハルが気になるのだ。
エンヴェルに寒い浴場で体を洗っていると聞いたため、プレゼントしようとしたのだ。でもそれを一緒に買い物にいったシリンに悟られてしまう。シリンは不機嫌だった。
そして母を怒らせるためにか、バハル への嫉妬かわからないが電撃発言を母親にした。
シリンはサルプが事故に遭った船に乗っていた。それだけでなくずっと以前からしばしばサルプの跡をつけていた。そしてシリンはサルプに話しかけ、サルプと仲良くなった。
そしてサルプが自分を好きだと勘違いしたらしい。サルプは自分バハルの妹だとは知らなかった。そしてサルプが訪ねてきた日、サルプの跡をつけた。
そして船でサルプを好きだとサルプに話をしたのだった。だがサルプはバハルが好きだよと言った。その瞬間「助けて」とシリンは声を上げた。
だがそれが自分だとは話さなかった。まるで違う女性のように自分のことを話したのだった。
自分が当事者なのに・・・
サルプはその女性に手を出そうとしたので、女性は助けてと大声を上げた。
それを聞いて乗船していた若者たちがサルプを攻撃し始め、そのいざこざで誰かがサルプを押し、サルプは船から落ちて消えた」といったのだ。
実際は船でサルプに告白した後、彼に拒否されバハル以外愛さないといったために、何もしていない無実のサルプを自ら「助けて」と声を上げ「この人が」と指さし犯人に仕立てたのだった。
そしてサルプの事故後にその現場を見たシリンが家に帰ってから錯乱し、「自殺しようとしたがあなたが助けたわ。愛のためよ。死にたかったの。今も死にたいわ」
と言った。母は彼女の頬を叩き抱きしめた。
このことを知った母親は、バハルを遠ざけようと決めた。二度とあのような目にあいたくない、シリンを失いたくないと・・・
母が自分と縁を切ろうと決心したのを知らないバハルは、母親が自分のことを気にかけてくれていると知って、うれしかった。子供たちも給湯器が来ると知って大喜びだった。
給湯器
そして待ちに待った給湯器を取り付ける日が来た。
工事は開始された。だが浴室に給湯器をつけようとしたが、壁が崩れ落ちるかもしれないのでできないと工事屋さんに言われてしまった。ところがドルクが堅い壁柱があるところを探しあて、無事給湯器をつけることができ、みんなは暖かく体を洗うことができるようになった。
浴室でコモドたちを洗いながらシャボン玉作って楽しんでいるときに 、バハルはまた昔のことを思い出していた。
プール掃除をしていたサルプのことだ。そこで水だらけになりながら掃除を二人で楽しく終えた後、サルプに家に送ってもらった時のことだった。
サルプはずぶ濡れの掃除服のまま、家に上がり、バハルに結婚を申し込みに来たのだ。トルコでは伝統的にイステメと言って、結婚したい女性の家に家族で出かける。
そこで女性はトルココーヒーを作ってお客たちに配る。それから女性と結婚したいと伝え、家族同士の商人を得るという儀式?みたいなものがある。
サルプはその儀式をおこなおうとしたのだ。でもサルプもバハルも身寄りのない者同士だったので、サルプは亡くなったおばあちゃんと写真を前に「娘さんを下さい」と申し込んだのだった。そのやさしさにバハルは心を打たれ、二人の絆はさらに強まった。
こうしてみるとサルプはとても細やかな心の持ち主のようだ。でも誰にでも優しいのがあだになったのかもしれない。それでシリンに勘違いさせ、事故に遭ったのかも・・・
感想
シリンは何てひどいことをしたんだろう。自分を好きではないという理由で相手を貶めるなんて!!!
彼女は決しサルプを愛してなどいない。愛は奪うものではなく与えるものだから。彼女の行動はすべていつもその反対だ。愛している(と思っている)人を痴漢に仕立て上げることで、彼女は自尊心を保ったのだ。サルプもバハルもそしてシリンの母親もみんなかわいそうだと思う・・・
バハル 二人の子を持つシングルマザー
ニサン バハルの娘
ドルク バハルの息子
サルプ バハルの夫 4年前事故で死亡
シリン バハルの義理の妹
ハティジェ バハルの母
エンヴェル バハルの義理の父ハティジェの夫、シリンの父
アリフ 大家の息子。お茶屋さん。