新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム~ E32の2 ムラト皇帝との確執

ムラト皇帝は母のキョセムを強制的にしりぞかせた。キョセムはずっとムラトが成長し強くなってオスマン帝国を率いていけるようになるのを待っていた。そしてその準備ができる時が来たら一線を退くつもりだったというが、ムラト皇帝は

「そんな日は来ない、一度権力というワインを手に入れたからにはなさないでしょう」というと、キョセムは

「そのワインはあるものにとっては毒となりますわ。破滅するか、残虐者になるかですわ。私はおかげさまでそうなりませんでした。あなたもそうなりませんように」と言って出ていったがムラト皇帝にはキョセムの言葉は届いたのだろうか?いや届かなかった。反対に彼女を見張れと部下に命じた。

キョセムはどうするだろうか?

ムラト皇帝はヤフヤーエフェンディの言葉によく耳を傾けたがそれをよく思わないものもいた。

エヴリヤー・チェレビはあわてていた。手紙についてムラト皇帝が 聞きに来るからだ。だが等の888は全くのんびりしていた。当時の科学者ってのはどこか変わっているようだ。

偶然にワインをかけると違った文字が浮き上がってくることを発見した。何が書いてあるのだろう? 

ワインが渇いて、読めるようになった。十字軍結成を呼び掛けており、イスタンブルに秘密結社があるらしい。中には宰相も加担しているとのことだった。ムラト皇帝はファルヤ王女が正しかったとわかった。

アティケはキョセムが悲しんでいるが、ムラトの味方をして、キョセムの娘と言い争っていた。それに耐えられなくなったキョセムは部屋へ戻るように言った。そのあとでハジアーに

「誰も私にできなかったことを息子がしました。彼は私に背いたのですよ」 と深くため息をついた。

ハジアーは「あなたを大切に思っていますよ。ご自分の翼でとびたいのですよ」慰めるが、まだ早いとキョセムは考えていた。

ファルヤ王女は市場を散歩していた。だがシナンパシャが跡をつけていた。彼は王女に話しかけた。この男はビザンツの回し者だったがムラト皇帝の側近だと偽った。何かをたくらんでいる。

ムラト皇帝はファルヤ王女を訪れた。軍隊を与えれば仇の叔父をタわすというとムラト皇帝は笑った。

そこへ曲者が現れ、船に何やら液体をまき始めた。そしてファルヤ王女を刺そうとしたがムラト皇帝に阻まれた。

 だが船が燃え始めた。遠くから火のついた矢が飛んできたのだ。犯人はシナンパシャだった。彼は秘密結社のひとりだった。

小姓頭兼太刀持ちに言い寄る皇女がいた。そこへ知らせが届き小姓頭は急いで船に向かった。王女は助かった。

 宮殿ではキョセムがこのことを聞いて空電に戻ったムラトの元へ飛んでいった。王女も一緒だった。彼女は気絶していた。

 キョセムはムラトを厳しく諫めたが、反対に反逆者がたくさんいることを王女から学んだと話した。だがキョセムは王女を女奴隷ではないのでここには置けないからウスキュダルの館に移すといった。

王女は宮殿に嵐を巻き起こす予感がするが・・・

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