不動心とは 心を最初から動かさないのではなく・・・

不動心の由来は 荘子の故事から。

木鶏 のように なるることをいうらしい。

内容はこんな感じ。

”紀悄子が王のため闘鶏用の鶏を飼育していた。10日がたって尋ねた。

「鶏はもう戦えるようになったか」

答えるには

「まだです。ちょうど空威張りして気負っているところです」と

 

10日が過ぎてまた尋ねた。答えるには「まだです。やはり他の鶏の声や姿に反応します」と。

10日がたってまた尋ねた。答えるには「まだです。やはり他の鶏を素早く不利かって気持ちを奮い立たせています」と。

10日がたってまた尋ねた。答えるには「歓声が近づいています。他の鶏で鳴くものがいても、もう様子は変わりません。これを遠くから眺めると木鶏のようです、その徳が完全に身についたのです。他の鶏で進んで戦おうとするものはなく、退いて逃げていきます」と。”

不動心はあることに心が揺れてもよく、それはどんなに修行したお坊さんでも揺れるらしく、揺れたあとが大事で、揺れた後にすぐ平常に戻れる心が不動心なのだという方もいらっしゃいました。

これを聞いたとき、なるほどと思いました。
私たちは何かが起こった時それを感じないわけにはいきません。感じないのはセンサーが故障していることなのだから、これもあまりよろしくありませんね。

センサーはちゃんと働いていて、なおかつ受け取った情報を感知しながら、素早く元の状態に戻れるよう訓練するのが良いのでしょうか。

心を最初から動かさないのはとてもむずかしので、振動をちゃんと受け取った後、素早く振動なしにもどせる心をめざして、平穏な日々を送りたいものですね。

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