トルコドラマ WOMAN (Kadın) 3-1 あらすじ 気のいいエンヴェルだがバハルは・・・
シリンの母親は、シリンが描いた洋ナシとの絵から推測して、シリンが何か知っていると直感した。そしてシリンを問い詰めるが彼女はしらばくれた。
一方バハルの友だちもサルプの亡くなった原因を新聞で知って、心配してバハルに尋ねた。
バハルは「サルプはそんな人じゃない。もし子供たちが知ったら、新聞に書かれてあることは嘘だというわ」というが、彼はどんな理由で亡くなったのだろうか?
バハルは夫のサルプが亡くなってから4年もたつというのに、ことあるごとにサルプのことを思い出していた。それはいつも楽しい思い出ばかりだった。
今も買い物に行っている途中に初めて彼と会った日のことを思い出していた。
あの日二人は船で会い、一緒に食堂にいて豆料理を食べた。クルファスリエ・イェメイという料理だが、トルコでの代表的な家庭料理のひとつで、この料理の好きな人は義理の母親に愛されるという言い伝えがあるそうだ。
2人は食事中パンやブロッコリーや笑い方の話などをして会話を楽しんだ。
バハルはパンをよく食べるが、体にはブロッコリーを食べたほうがいい。でもブロッコリーを食べる人はバハルのような素敵な笑顔にはならない」
というような頓珍漢な話をして二人は笑ったものだった。
シリンの母親は胸騒ぎがしていた。なんだかシリンの様子がおかしいからだ。
シリンはサルプのことを新聞で知ったといったが、実は彼女は船に乗り合わせており、彼らは船の中で話をしていた。つまり前から知り合いだったのだ。
そのことをシリンはひたすら隠した。なぜだろうか?
バハルたちの家は寒い。
暖房器具が何もなかった。そこでバハルは冬に備えて、石炭で暖まるストーブを頼んだ。
3人はそれを組み立てようとして煤だらけになった。3人だけ作るのは大変なことだったが、貧しくても全くめげないニサンとキュートなドルクは夢中でストーブを作った。
この石炭を原料とするストーブは、火を起こすのは少し難しいが、一度燃え始めると、とても暖かい(というか、エアコンに比べると超暑いくらいだ)。
そんなある日バハルの義理の父にあたる気のいいエンヴェルさんが訪ねてきた。
3人は留守だった。そこでサライアパートの入り口で出会った隣人のシェイダに尋ねた。
対応はひどかった、彼女は後にバハルの大親友になるのだが、このころは荒れた生活をしていた、バハルをアパートから追い出そうとしていた。
何故ならバハルが彼女の秘密を知っているからだ。
待っている時腰を痛めたエンヴェルだったが、3人が帰ってきたので何とか2階まで上った。みんなは楽しい時を過ごし、子供たちが寝静まった後エンヴェルは本題に入った。
彼はバハルに謝った。そして許してはくれないだろうけれど、子供たちのためには私たちを頼ってくれと言ったのだ。
バハルは彼には丁寧に接していたがこの時ばかりはきつい口調で言い返した。
「あなたは父の友人だったのでしょう?!」と・・・
(え?つまりバハルの母父親の友人と駆け落ちしたってこと?なのかな)
エンヴェルはその言葉を聞くと何も言えなくなった。だが帰り際にもう一度「過去のことでなく、子供たちに事を考えてくれ。何かあったらいってほしい。お手伝いする順ではできている」とやさしい言葉を残し去っていった。