トルコドラマ・赤い部屋の主人公のドクトルハヌムを演じているビンヌルカヤさんはオスマン帝国外伝でムスカチュだった?!
赤い部屋の医師を演じているビンヌル・カヤさん!本当に素晴らしい!毎回いろんな患者さんに寄り添う姿、そして「私はあなたを信じます」(ベンサナイナヌヨルム)と心からの言葉はまさに彼女は本物の精神科医なのでは?と思わせるような演技です!
ところでこのビンヌル・カヤさん意外なところに出演していました。ネットフリックスでつい先ごろ放映された映画「アジズのジレンマ」の中で冷蔵庫に飾られている動く写真の人物を演じていました。
ちょっと不気味でコミカルな感じです。なぜって普通写真の中の人は話さないでしょう?でもその写真は話しかけてくるのです。
さらに、ビンヌル カヤさんはオスマン帝国外伝にもムスカチュとして出演してました。オスマン帝国外伝シーズン1でヒュッレムがメフメト皇子を産んだ直後のことです。
ビンヌルさん演じるムスカチュは入ってくるなり椅子に腰を掛けます。なんだか表情が変?変案目で隣に座ったニギャールを見つめます。そんな彼女にヒュッレムは
「私に幸せ、健康、そして愛を得られる祈りを書きなさい」と命じます。ヒュッレムはかなり高飛車な言い方です。
するとムスカチュは「すべてがほしいのかい?」
「すべてが必要よ。これらの秘密を私に頂戴。」
「この女奴隷にもムスカが欲しいかい?顔に傷が良くなるような・・・」
皆なぜしいているのだろうと?は一瞬目を見張ります。でも次の瞬間
「いいえいらないわ。すべて私のために言葉を書きなさい。」
といういったのでした。女奴隷とはヒュッレムと同郷だったギュルニハルのことです。彼女の顔の傷はヒュッレムが嫉妬して作ったものだったから、祈りの言葉ぐらい書いてあげてもいいと思うのだがそうはいかない理由があったんです。皇帝の愛を奪われるのではないかとギュルニハルを警戒していました。
ムスカチュは
「言葉(ソズ)ではありません、神のみ言葉(ケラム)です、ヒュッレム妃。ケラムを書くのは難しいです。私は祈りの言葉を書くことができます」と答えます。
「いくらほしいの?私はいっぱいお金を持ってるわ。まずはかいて」
「一番欲しいのは何?」
と聞くとヒュッレムは
「皇帝様の愛よ。墓の人を彼が見ないように、どこを向いても私がそこにいるように。息子のメフメトが皇帝になるように。そして私が母后になるように」と答えました。
あまりにも膨大な望みに、ムスカチュは息ができないというような表情で、何かを読み始めたので、どうしたのか心配になったヒュッレムが尋ねます。すると
「私の聖なる母の言葉があるよ。野望は土以外覆えない(野望は死ぬ以外消せない」
と答えます。ヒュッレムの望みはこの時点ではあまりにも大きすぎるものでした。
躊躇しているように感じた待ちきれなくなったヒュッレムは
「すぐ占い(ビュユ)を書きなさい。今日すぐに」というと、
「ブユと言わないで、罪ですよ。私は祈りの(ドゥアー)書くだけです。それにすぐには書けません」
ということで次回ムスカができ次第ムスカチュはもう一度来ることに・・・
ムスカには祈りの言葉が書かれています。これは当時の教えでは罪にはなりません。現在もムスカをネックレス代わりに首につけている人やカバンに入れて持ち歩いている人もいます。お守りみたいな感じのものですね。一方占いは禁止されていました。そのためムスカチュは占いではなく祈りの言葉だと訂正したのdesu
YUTUBEで当時のビンヌル カヤさんの演技がみられますよ♡今に比べて当たり前ですが、かなり若いですね。 (もう10年も前のことです)
現在トルコドラマで超人気のビンヌル・カヤさんもオスマン帝国外伝に出演していたなんて驚きです!