トルコで今大人気のドラマ「赤い部屋」1 アリヤの大変身!
坂を上り、玄関を入ると待合室と受付がある。階段を上ると二階には診療室が4つある。その一つが赤い部屋だ。赤い部屋は白と深紅を基調とした壁、深紅の書籍、そして赤を基調とした絨毯。医者の多くな机椅子。その前に患者用のいすが二つ。そして少し離れた部屋の角には長椅子がある。バルコニー付きで外にも椅子とテーブルが置かれ緑も少しある。そんな場所へ数多くの患者が訪れた。自ら来た者の一人がメリさソゼンさん演じるアリヤだった。他にも同じ日に自殺しようとしていた母メリハを連れてきた娘。そしてDVをする銀行マンのメフメトがいた。
アリヤの場合
アリヤは見た感じ変人?に見えた。行動がおかしいい。でも頭がすごくよくてトルコでも難しいといわれてい法学部を首席で卒業した。その卒業式に代表とし手スピーチするのだが、その時は何も話さずアー―――――と大声で叫んだのだった。
診療所を訪れたときもおかしかった。(その様子はこんな感じ)
髪はぼさぼさ、何日も選択していない服、そしそれているのに泥だらけの靴!挑戦的で反抗的、彼女と話す人は誰でも怒りを覚えるといった話し方をする女性だった。
彼女はつらい過去の経験の中に生きていた。27歳になった今も彼女は現在を生きることができなかった。
それが週1回の治療を12回続けた結果、彼女が薄ピンクの清楚な感じの服に、髪はきれいに後ろで結い、 さわやかな感じの笑顔の似合う素敵なお嬢さんに大変身した。
医者は彼女を過去から解き放ち、つらい過去作り上げた人格を、話すことによって彼女から切り離すことに成功した。そして本来の彼女はどのようなものなのかを気づかせた。彼女は過去にとらわれない本来の自分を見つけ出した。
アリヤ元気になってよかった・・・だれしもが一度はが過去につらい経験をしたことがあるに違いない。もし何らかの形でその過去にとらわれているならば、
それと向き合い、その過去の出来事を一度体の外に掃き出してみるのもありなのかもしれない。それはとても勇気がることだし、怖いことだけれど、そうすることで、出来事そのものが過去のものであり現在には存在しないことを理解できるかもしれない。過去の出来事が亡霊となって付きまとっているだけだということに気づくことができるかもしれない。出来事そのものよりもそれから来る恐怖の方におびえているだけかもしれない。アリヤはラッキーだったと思う。
彼女を理解し彼女の本来の姿を 見出すのに手助けしてくれる出会えたのだから・・