新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ エピソード15の1あらすじ

皇帝が遠征のため皇帝を留守にした瞬間、サフィイェがついに 謀反を起こし、宮殿を制圧しムスタファを次期皇帝につけようとするが、ムスタファはキョセムに連れられてにげる。
登場人物
ハンダン 皇帝アフメトの母
ハリメ  前皇帝の配偶者
皇帝アフメト 14代オスマン帝国皇帝
ムスタファ 皇帝の弟、ハリメの息子
サフィイェ アフメト皇帝の祖母
キョセム 皇帝の配偶者
ビュルビュル サフィイェに忠誠を尽くす宦官
ジェンネト 元サフィイェ付きの女官だったが今はキョセムの侍女
小姓頭 皇帝に忠誠を尽くす忠実な男

あらすじ
宮殿がサフィイェに占拠された。門が閉められ中に入れないキョセムと小姓頭だったが、キョセムは秘密に通路のことを思い出す。そこへかけ急ぐ2人。小姓頭は入り口のカギを壊そうと必死だ。
宮殿内ではムスタファの母のハリメが大変なことになっていた。約束通り暁にムスタファを迎えに来たビュルビュルは、ハリメは残るようにと伝えた。約束が違うと叫ぶハリメ。「協定は終わりました」彼は答え、ムスタファを連れて行った。サフィイェはハリメを裏切ったのだ。

残されたハリメが息子を追おうとして、おなかを刺された。頭のいいハリメがなぜサフィイェと手を結ぼうとしたのかわからない。サフィイェがムスタファだけを欲しがっていることは誰が見ても明らかだったのに、ハリメは自分が母后になれると本当におもっていたのだろうか?

ようやく中に入ったキョセムと小姓頭は宮殿内がすざましいことになっているのを見て驚くが、すぐに息子メフメトのところへ急ぐ。
ハンダンはと言えばキョセムの子・メフメトを片手で抱え、もう一方の手には小刀をを持って侵入軍に対抗する。
そこへキョセムがたいまつをもって駆け付ける。小姓頭も間に合った。よかった!
だが皇帝の長男オスマンの姿はそこには見えなかった。彼らはハンダンとは別の部屋に閉じこもっていた。
そこでキョセムはハンダンとメフメトたちを隠れ通路に連れていき、それからオスマンを助けに行く。果たしてキョセムは間に合うのだろうか?

オスマンとその母は戸棚に隠れたがオスマンが泣き出したために見つかってしまった。その時兵士の頭をバシッとたたく音がした。
キョセムが間に合ったのか?と思ったらジェンネトだった。彼女は何とか逃げのび、オスマンを助けに来たのだ。
こうしてオスマンたちも何とか助かったが廊下の途中で見つかってしまう。あぶないところでキョセムと小姓頭がそこに現れた。だがオスマンの母は刺されてしまう。残されたオスマンを連れて秘密の通路へ向かうキョセムたちだった。

ジェンネトからムスタファが皇位につくと知らされた2人は、ムスタファをさがさなければならないと考え直ちに行動する。
小姓頭に説得されその仕事を任せてキョセムたちは逃げることにしたが、キョセムは小姓頭を待つことはできなかった。キョセムはムスタファを探しに出かけた。

小姓頭は任務に失敗して捕まってしまった。キョセムは彼を助けようと奮闘する。キョセムは刀をもって突然兵士たちの前に現れ小姓頭は助かった。
ムスタファの居場所を知った2人はムスタファを迎えに行き、外へ連れ出すことに成功した。小姓頭はみんなを逃がそうと、出口のところで追手と一人で応戦し傷だらけになった。
宮殿内ではサフィイェはムスタファが逃げたことにまだ気づかず、明るい未来について語っていると、そこに知らせが入る。
サフィイェは血眼になって探し始めた。キョセムたちは逃げ続ける。 

傷だらけの小姓頭を残して走り続ける馬車。だがその馬車も途中で止められた。敵の兵が近づき、キョセムたちは捕まるところだったが、そこに助けに駆け付けた男がいた。だれだろう?
クリミアの王子メフメトだった。
彼によって助けられたキョセムたちだったが、逃げ場はあるのだろうか?
始めはダールルエマーンに逃げる予定だったが、メフメトがそこはすぐ見つかるというとキョセムは行先を変えた。
そこはメレキの家だった。こうして何とか無事に逃げのびれたキョセムたち!
メフメトにお礼を言うキョセム。
そして次の日
陽が上りあたりは明るくなってきた。
ダールルエマーンの門の外では傷だらけだが命は助かった小姓頭が、あたりをうかがっていた。そこで、声をかけられた。メフメトだった。

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