新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~シーズン1の26話前半 

26話前半
サフィイェ前母后が選んだカテリーナはヒュッレムと同じロシア出身だそうで、ハマムで皇帝と出会う。そして一夜を共にする。だがそのことをキョセムは知らなかった。

ハジ・アーに絶対皇帝に女性を近づけないようにと命令していたのだった。だがビュルビュルアーが機転を利かしたため、カテリーナは皇帝とようやく出会うことができた。

そのことを前母后から教えられたキョセムは慌てる。
今まで自信たっぷりだったキョセムは皇帝が自分以外の女性を好きになるはずがないと思いながらも心配になり、バルコニーから皇帝の部屋を見上げる。その時皇帝は一人でバルコニーにいた。

キョセムは皇帝が一人だと安心したが、次の瞬間エカテリーナが現れキョセムの頬はぷくっと膨らんできた。
ハリメはキョセムを見て話しかける。そして嫉妬について語り合う。その時ジェンネトが全皇帝に愛されていたことも話にでる。
ハリメはみんなが自分がやったと思っているが実は違うとキョセムに伝え去っていく。

それを聞いてすくっと立ち上がったキョセムは足早にハリメを追いかけた。
そして「ジェンネトを傷付けた真犯人は誰か」と尋ねると、エスキサライへ行くように促す。
 
でもキョセムはなぜハリメが自分を手助けするのかわからず、彼女に尋ねる。

すると彼女は以前ムスタファの命を助けてくれたお礼だと答える。

そうなのだ、キョセムはムスタファを母后から守ったのだった。

新しいハスオダバシは新しい制服が窮屈で居心地が悪そうだ。それはそうだろう、彼はイエニチェリの一員として戦い続けてきたのだ。宮廷暮らしは性に合わないのは当たり前だ。

次の日デルヴィシュとファフリイェは結婚した。

先週の土曜日、愛し合っている2人が結婚した様子を見てきたばかりなので、ファフリイェがとてもかわいそうに見える。

愛する人がいるのにほかの人と結婚を強いられるなんて女性にとって最大の不幸だろう。

街では一人の子供が財布をぬすみ走って逃げるが、オーラの出ている年寄りをぶつかる。彼は財布取返し、男に返す。
そして子供に「お父さんとお母さんはいるか」と尋ねる。

子供は「母は死に父はコーヒー店にいる」と答える。
風格のある年寄りは子供とコーヒー店に行き彼の父親に会い、子供に盗みをさせた父親を罰する。
子供には二度と盗みをしないようにと忠告し去っていく。
 
この人誰だろう?とにかく彼は強かった。彼は人々からムラトパシャと呼ばれていた。なんだか宮廷に新しい風が吹きそうだ。

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