新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~エピソード14の1あらすじ

ファフリイェは捕まってしまった。メフメトに騙されたのだ。メフメトは兄シャーヒンの命を守るためにキョセムと取引をしたのだった。
キョセムは怖くなった。近寄りがたい。

デルヴィシュは皇帝の前に出た。弁解はせずただ皇帝の手によって最期を遂げたいと願った。すると皇帝は矢を取る。わあ、矢で刺すのだろうか?
皇帝は「たて」と命じた。そして「みんなの言うこと証拠が差ししている者すべての代わりに私は自分の心に決定を預けた。あなたを許さない。なぜなら許さなければならない罪がないから。このことについてあなたが無実なのを信じる。」と言った。わあ感動!皇帝は自分の感じるがままにデルヴィシュを信じ、そして真実の到達したのだ!
だが皇帝は
「以前ファフリイェのことでおまえは嘘をついたことがある。そのために疑ったのだ。これを最後にしよう、デルヴィシュ。この矢のようにまっすぐに正しい道からそれないように。私に対する忠誠心があなたを安らかにするように、もう一度でもあなたを疑うことがあれば正義はこの矢のようにあなたの胸を指すだろう。肝に銘じよ」と続けた。
アフメトは何ともすごい!

ハンダンは歩くこともできないほど打ちひしがれていた。ハンダンもデルヴィシュを愛していたのだ。ハンダンはデルヴィシュが助かったことをまだ知らない。
そこへハリメがハンダンを訪れる。そして皇帝がデルヴィシュを許したことを伝える。ハリメはハンダンのデルヴィシュへの気持ちを気づいたようだ。
そして彼女はそれを利用しようとしていた。

ファフリイェは宮殿に連れ戻された。後を追ってきたファフリイェの母サフィイェは宮殿の門のところで足止めされた。皇帝が宮殿に入ることを禁じたのだった。
ファフリイェは皇帝の元へ連れてこられた。廊下でデルヴィシュに出会う。「私を助けよ。でなければすべてはなすわ。あなたも一緒に破滅するのよ」とファフリイェは彼を脅かした。

「心配しないで、できるだけのことをします」とデルヴィシュは答える。それから皇帝の前に出ると、皇帝は
「あなたは修行場から出るだろう、その時はいくことのできる門はどこにもないと私は以前言ったことがある。その日がきょうだったようだな」というとファフリイェは駆け寄り、許しをこうが、皇帝は冷めた顔をして、立ち上がる。
それでも彼女は「どうか殺さないでください」と必死に頼む。

デルヴィシュを呼びファフリイェを自分のうちに連れて帰るように言うと、ファフリイェは「許してくれてありがとうございます」なきながらとよろこぶ。

「許したわけではない。決断は後でする」と言いファフリェを出て行かせる。そのあとデルヴィシュに「彼女は私とオスマン家に反逆をし起こしたのだ。あとはお前にまかせる」と言ってデルヴィシュにとって選択の難しい決断を命じた。

小姓頭を皇帝がほめると、
「キョセムスルタンが考えたことをただ自分は行動しただけだ「」というと皇帝はキョセムを見る。
あれまた怒るのだろうか?以前政治に関係したと言って怒った。
そして長い間キョセムから距離を置いていたが、今回もキョセムの立場は悪くなるのだろうか?
でも今回は違った。今回は皇帝はキョセムを危険から救ったとほめた。⁇?よくわからん皇帝の真理は・・・

隠れ家で酒を飲んでいるシャーヒン。そこへメフメトが訪れ、彼をじっと見てから隣に座った。
そして「ファフリイェを今日宮殿に引き渡した。最後に彼女に機会を与えたが彼女の眼には私への愛は見えなかった。終わったようだ。眼には憎み以外のなにものもみえなかった」と言うとシャーヒンは深くため息をつく。

ジェンネトとキョセムが部屋で話していると隣から物音がした。何かと思いジェンネトが見に行くとハリメの侍女に出くわした。
彼女をキョセムのところへ連れてくるが、ジェンネトは隠し穴を見つけることはできなかった。隠し穴は隣の小部屋と続いており、キョセムたちの話が隣の小部屋には筒抜けだった。
サフィイェはついに皇帝打倒に動き出す。サフィイェの隠し財産はまるでエジプトのファラオのそれに匹敵する。それをナスーフ・パシャに見せ、「準備万端に整えるように」と命じる。ナスフは金銀財宝に驚きながらも、皇帝打倒のモチベーションが上がった。いつの時代も戦いにはまず先立つものがいるのだ。

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