【病気の時の会話でよく聞く~オスルン】 ミフリマーフとリュステムの場合 オスマン帝国外伝シーズ4から

リュステムがミフリマーフに言った言葉の中に
シュクーレル オルスン と言う言葉と
コルスン と言う言葉がありました。
この動詞の最後につくスンは よく祈りのときに使われます。
~しますように
~してくれますように

みたいな感じです。トルコでは多くの人は唯一の神を信じています。日本では初詣では太陽に、お稲荷様では 狐に、祈りますね。トルコの方々の祈りの先は太陽でもなく狐でもなく神です。
ということで、このリュステムが言ったシュクーレルには、私の主にというようなことば、つまり誰にあたる部分のことばが省略されていますが、オスマン時代の人たちなら、誰に感謝したのかわかっています。
もう一つの例で 守ってくれますようにと言うコルスン の方ではちゃんとラッビムと言う主語が入っていました。

では会話文を見てみましょう。
Üzülme ne olur, iyiyim.
ウズルメは よく使います。 悲しまないでとか心配しないでとかいう意味です。

ネオルル はお願いするときに、どうかみたいな感じの意味です。よくつかいます。

イイイムはご存知ですね。私は元気ですという意味です。


Şükürler olsun ki gözünüzü açtınız. Dünyalar benim oldu. Rabbim sizi korusun.
シュクーレル 感謝の複形 シュクール が感謝です。
ギョズヌズアチティニズ はあなたは目を開けたということになりますが、この場合はミフリマーフが気絶していて気が付いたときにそう言っていました。
ドッヤーラル ベニム オルドゥはすごくうれしいときに使います。この世がすべて手に入ったかのようにとてもうれしいってことなんです。
次のフレーズのラッビム スィズィ コルスン もよくトルコの方が頻繁に使います。
私の主があなたを守りますようにいうようないみで、
誰かに守っってんもらえたらなあと思う時って、かなり弱って入りう時だと思うのですが、ミフリマーフは病気で具合が悪かったので、リュステムは誰かにミフリマーフを守ってもらいたかったんです。
トルコの方は誰かに守ってもらいたいと思った時は、ようさんやしんさんやあきなちゃんという誰か特定の人ではなく、たいていは神にお願いします。


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