【イスケンデルが捕まる】新・オスマン帝国外伝～影の女帝 キョセム～ エピソード24の1あらすじ
皇帝の病気は明らか悪化していた。のんだ薬を飲んでも吐いてしまうほどだ。さらに悪いことに血が混じっていた。 皇帝は雪の積もった庭に出る。そこは初めてキョセムと出会った場所だった。
あれ？雪の積もる庭には長椅子が置かれ、そこに白いドレスを着たキョセムが横たわっている。もしかして夢なのかな？
皇帝は眠っているキョセムをいとおしそうに見つめる、するとキョセムは目覚め彼に微笑む。 皇帝も今日は気分がよさそうだ。彼は隣に座り、二人は日ざしあふれる中、楽しいときを過ごしていた。 と言うのはやはり夢で、実際には皇帝はベッドで苦しそうに横たわっ得知多。咳をしながら立ち上がり歩き出す。
そして「キョせム」とつぶやく。
今度は現実で、やはり庭にはグリーンの衣装を着たキョセムが見えた。その時キョセムは占い師と話したことを思い出していた。（この占い師はどこかで見かけたことがる。そうだアティエと言うキョセム役のサートさんがアティエ役をしているドラマで出てきたアティエのおばあさん役の方だ。）
以前皇帝が死にかけたとき薬と引き換えに、キョセムはある運命を背負うことになったのだ。それは自分の愛する者がみな先に死んでいくという運命だった。
そのせいではないが、キョセムは多くの別れを経験している。まずは父そして妹ヤーセミンそして今度は皇帝なのかもしれない。
皇帝は悲しそうなキョセムを見て勇気づける。彼は「よくなる」と言い続ける。それを聞いたキョセムが信じたようだった。
シーンは変わり、皇帝は礼拝を始めた。
「あなたに私は感謝いたします。（あなたが何を命じれば、それは起こります。）あなたがあれと言えば、私たちはあり、あなたが死ねと言えば私たちは死にます。
死はある種の鏡です。
美しさはその鏡に映し出されそこに見えます。
鏡はあなたに何が起こったかを見せ、あなたに伝えます。
あるものにとって死はあまくで、楽しいものとなり、あるものにとってにがく苦しいものとなります。
ユースフアレイセラームであるなら、またはあなたが美しければ、死もうつしくうつり、醜ければ死も醜く映ります。私をユースフのように美しいものの一人としてください。
罪を許してください。
痛みのない死をお与えください。
私はあなたに属します。あなたへ戻る日を待ち望んでいます。
もしこの病気があなたへと向かわせるなら、私は受け入れます。
私の命をあなたがおとりになるなら、それは砂糖のように（甘美なのもと」なるでしょう」
皇帝はキョセムにはああいったが、死を受け入れたようだった。
エスキサライでは、サフィイェが慌てて出かける準備をしている。どこへ？
宮殿ではヒューマシャーは付き人に「船を準備せよ。ズルフィキャルにも黙ってるように」と命じる。そこへズルフィキャルが入って来るがしばらく彼女は何も答えなかった。 ソシエｔ思い口を開いた。
「何を望んでいたの？何事もなかったかのように過せるとおもっていたの？あなたの姓でイスケンデルを失うのよ。私の弟を」
「イスケンデルに害はあたえない」と彼が言うと、
「キョセムがだまっているとでもいうの」と答えた。こうして二人は決別した。
一方、
皇帝にキョセムは真実を伝えた。
その日、イスケンデルを訪れるものがあった。サフィイェだった。彼女はイスケンデルをにがそうとしていた。
イスケンデルは港へと急いだ。その途中ハジアーたちにみつけられ捕まってしまった。話を聞いて真実を知った皇帝はどうするつもりだろう？
