ヌールバーヌはセリムを助けようとしたが牢へ入れらることに・・・（オスマン帝国外伝シーズン4ハイライトｴﾋﾟｿｰﾄﾞ108から）

マニサではヌルバーヌがあることを計画していた。
彼女は宮殿を抜け出して市場に出かけた。そしてセリムが殺した男の妻を訪問した。その女性は裁判を起こそうとしていた。

「あなたはどなたですか」とその女性は尋ねると
「私はセリムの女奴隷でヌルバーヌと申します。怖がらないで、あなたを助けるためにここにいます。お悔やみ申し上げます。悲しみが大きいのはよくわかりますわ。でも大事なことは生きて生き続けることです。子供さんがいらっしゃるそうですね。ご自分のことを考えられないのら、彼らのことを考えてください。彼らのために生きてください」と心から説得する。
彼女は「私が自殺しなかったのは子供のためよ」と答えた。

「とても素晴らしいことですわ。よく考えください。皇子を告訴したところで何がのこるというのですか？それにどうやって彼に罪をあたえることができるというのですか？彼は皇子なのですよ。国そのものですよ。なにができるかしら？」

とヌスバーヌがいうと、
「ではどうなるというの？」とその女性はヌルバヌの話に乗ってきた。
「夫が死んだままですごすということ？」
「もし告訴を取り下げるなら、あなたに援助をいたしますわ。困ったときはいつでも私がかけつけけますわ。あなたは決して苦労しませんわ。子供たちを空腹にしないでください」と続けた。

すると
「どうやってあなたをしんじるというの？昨日も彼らはここにきた。私をころそうとしたのよ」

ヌルバーヌは
「私の名はヌルバーヌ。私は約束したら必ず約束を守るわ」と毅然という。
するとその女性は頷いた。どうやらヌルバーヌの説得が彼女の心に響いたようだった。 安心した様子でヌルバーヌが帰ろうとすると、その向こうにはセリムがいた。
外出禁止のヌルバーヌが市場にいるのを見てセリムは怒り、セリムはヌルバーヌを牢屋に入れた。

　私はヌルバーヌとシャースルタンがなんとなく苦手だが、今回のにヌルバーヌの演技はすばらしかった。彼女もセリムのために一生懸命頑張っているのだなあと感じた。これから彼女が行ういろんな悪いこともきっとセリムのためなのだろうと思えてきた。
当時の宮廷で使える女奴隷たちは悲しい運命みな抱えて生きていたのだと思うと、ヌルバーヌさえ憎めなくなる。なぜか哀れだ・・・・