【宮殿にペストが！女奴隷が倒れ】 オスマン帝国外伝シーズン２エピソード35ハイライト

イブラヒムにユースフ医者が伝染病が流行していることを言いに来た。事態は深刻のようだ。宮殿でも女奴隷の何人か体調が悪くなって病院に運ばれたそうだ。

その直後、女奴隷の一人が倒れ気をうしなった。

医者は「誰も宮殿に入れてはいけません。清潔にしなければなりません。と宮殿中を念入りに掃除するように」イブラヒムに勧めた。
女奴隷が倒れたことを急いでスンビュルに伝えに行ったギュルアーは、彼女がペストかもしれないと知る。

でもその者にギュルアーは触れてしまった！
伝染したのではないかと恐れ、いつもは仲の悪いスンビュルに
「私たちにもうつってしまった。私たちは死んでしまいます。みな死んでいくのです」
（ビゼデ　ブラシュトルド。オレジェイズ。ヘピミズ　オレジェイズ ）
と深刻な表情で話しかける。

女奴隷の様子を見に行ったスンビュルはすぐにイブラヒムに伝えにいく。

「状態はどうだ？ 」

と聞くイブラヒムに「最悪です。ペストだそうです」とスンビュルは答える。

こまった様子であごひげに手を当てながら、イブラヒムは
「その女奴隷を宮殿から出すように、今はハスオダ（皇帝の私室）にいるものをみんな検査するように」と命じる。

医者は「すぐに発症しません。誰かにうつったなら、1週間から10日後に発病します。」と答える。
ということは、今すぐには誰が病気かわからない状態だった。

「ともかくすぐにみんなを看なければならない。特に皇子たちをだ。もし必要なら誰も外に出してはならない」

とイブラヒムは迅速に対処した。
トップの迅速な決断と迅速な対応が 緊急事態にはとても重要です。特に伝染病は対処に先手を取らないと、どんどん広がっていくばかり・・今の中国にイブラヒムが生きていたらそして彼がトップだったら、もっと迅速で強力な対応ができたかもしれません。 
皆様どうかお出かけの時はマスクを忘れずに。