奇跡のドクター21話 フェルマン先生は助かるのか？ナズルはアリを受け入れるか？

救急センターは大変なことになっていた。原因不明の伝染病患者が運ばれ死亡した。その患者を運んだ救急隊員も死亡した。3人目の患者はフェルマン先生だった。

隔離された救急センターの中では、破水してしまった妊婦、呼吸困難になってしまったデミルの父、移植手術の臓器提供者、そしてベトゥシュの姉がいた。

デミルは父親の窮地に耐え兼ね、規則を破ってセンターの中に入ってしまう。後にこれが大問題になる。
ベトゥシュの姉の緊急手術が行われた。今にも倒れそうなフェルマン先生の前に運ばれ、窓越しにフェルマン先生は指導した。

さらに逆子の赤ちゃんの出産も始まった。アリはその両方に係った。どちらも何とか切り抜け、患者たちは助かった。

デミルの父はデミルのおかげで命を取り留めた。

だがフェルマン先生の様態は悪化し、ほとんどたすかる見込みはなかった。
だがデミルが照明器具を割ったおかげで元気を取り戻したアリが解決法を模索し、ついに手立てを見つける。
ぴかっと頭に解決法がひらめいたアリは、フェルマン先生をも助けることができた。

こうして救急センターでの嵐は去った。

その後ベトゥシュのアドバイスを聞いてナズルに告白するが、ナズルは無言だった。
アリは無言の意味を理解し絶望する。
さらには自転車に乗り帰る途中転んでしまう。
こんなにつらいことが重なってもうアリは起き上がれないかもと思った瞬間、ポケットにあった手紙に気が付きそれを読みだす。

その中にはリンカーンの言葉でも書いてあったのだろうか、彼は急に希望を取り戻したかのような表情になった。
手紙の中にはもちろんリンカーンの言葉はかいてなかった。

それはフェルマン先生が死を覚悟し最後のメッセージのつもりで書いたアリ宛の文だった。

その中にはアリに取って感動的な一言描かれてあったのだ。それは
カルデシム　（私の弟）と言う言葉だった。

アリはナズルによって絶望したが、そしてフェルマン先生から希望を手に入れ、彼の顔には笑みがこぼれた。

PS
話は横にそれますが、この奇跡のドクターは韓国ドラマグッドドクターのリメイク版だ。韓国ドラマでは、暴漢に襲われた主人公を指導の先生が助けたときに、二人は兄弟になりました。でもトルコ版ではなかなか兄弟になれず、フェルマン先生はアリを突き放しているかのように見えましたね。 でもここでようやくアリはお兄ちゃんを途に入れたようですす。よかった、よかった！

また韓国版では、主人公が慕う女性は主人公を素直に受け入れました。ナズルのようにあんなに迷うことはなかったです。