新・オスマン帝国外伝～影の女帝 キョセム～ シーズン1 16話後半 6-4

メフメトとシャーヒンは酒場で喧嘩を始める。シャーヒンはメフメトが裏切ったと思ったが、メフメトが命がけで違うというとシャーヒンはメフメトを信じた。「手を取り合えば勝利は間近だ」とシャーヒンは言う。

外では民衆たちが続々と宮殿に集まってきていた。その中にアナスタスィアの父もいた。彼がなぜ？彼はアナスタスィアを探すためにはるばるやってきた。アナスタスィアをみつけるまでは戻らないと彼の妻とやくそくしたのだった。

宮殿は混乱だった。女奴隷、宦官、そして母后や皇女まで逃げようとしていた。
だがハリメもムスタファを残してはいけなかった。娘と侍女を避難させ、自分はムスタファの部屋に入り中からカギをかける。ハリメはムスタファと共に死ぬ覚悟ができていた。

アナスタスィアはどうしたんだろう？
アナスタスィアは母后に廊下で会う。そして
「ネレイェ　ギディヨルスヌズ。ヒュンキャールムズ　シェフザーデミズ　ブラクプ　ネレイェ　ギディヨルスヌズ。ヒチキムセ　ヨク。オンラルキムコルヤジャク。
スルターヌム　スィゼ　ヤルヴァルヨルム。ギトゥメイン。ヒュンキャールムズ　ヤルヌズ　ブラクマイン。コルユン　オヌ。
スィズ　チョク　ギュチュルスヌズ。ネオル、ドルドゥルン　アスケリ。　コヌシュン　オンラルラ。ヒュンキャールムズ　オルメディイニソイレイン。スィズィ　ディンレルレル。
（どこへ行くのですか皇帝や皇太子を残してどこへ行こうと宇うのですか？誰もいません。誰が彼らを守るのですか？スルタン様お願い申し上げます。行かないでください。高てうぃを一人にしないでください。彼を護ってください。
あなたはとても強い方です。お願いです、兵士を止めてください、彼らに話してください。協定がなくなっていないことをお話してください。あなたのことを聞くでしょう。）

だが母后は聞き入れなかった。彼女の気が違ったと思ったようだ。彼女にも早く逃げるようにと言うと、彼女は
ハユル　スルターヌム　ベン　ヒチ　ビル　イェレギツミヨルム。ヒュンカールムズ　スルタン　アハフメィ　ヤルヌズ　ブラクニヤジャウム」
（いいえ、スルタン様、私はどこへも行きません。皇帝アフメトを一人にはしません）と
言い母后をじっと見つめる。
こんなに愛とはつよいものなのだろうか？アナスタスィアのような人はこの世でかなり少ないに違いない。

デルヴィシュは反乱で死ぬ覚悟だった。最後の別れをハンダンにする。だが彼の言葉はハンダンにとって大打撃だった。彼の告白によると、
メフメト前皇帝を毒殺のいたのはデルヴィシュだったのだ。それだけではなくデルヴィシュはハンダンに慕っていたこともはなしてしまう。
ハンダンは途方に暮れる。デルヴィシュは気が軽くなっただろうがハンダンは重荷をしょってしまった。本当にハンダンがすきだったならいうべきではなかった。彼女が苦しむだけだから・・・
そして
皇帝のそばに寄り添っていたアナスタスィアは何を思ったか、突然起き上がり皇帝を見る。そして唯一の神の御名を形容した言葉のかかれたジェヴシェンを首にかけ、アフメト皇帝に口づけすると、彼女は部屋から出て行った。彼女はどこへ？

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