新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の 14話後半と15話前半 6-1

アナスタスィアは宮殿に戻ることを決めた。だが戻る途中、鉄砲隊に襲われる。一緒に逃げた女奴隷は鉄砲の弾に当たってなくなった。何とか扉のころまでたどり着くが、中からカギがかかっていた。

絶体絶命だ!

アナスタスィアの命が危ない!もうすぐ追手が・・・
その時ドアが開いた。ギョルゲだった。ギョルゲがまた助けてくれたのだ。でもなぜギョルゲがそこにいたんだろう?鉄砲の音を聞きつけたに違いない。ギョルゲはアナスタスィアの影のようにいつもアナスタスィアが危険の時には現れて彼女を助けてくれる!

ギョルゲのおかげで無事部屋についたアナスタスィアはすぐにベッドに潜り込む。外は騒がしかった。しばらくしてドアがバタンあき、、アナスタスィアは連れていかれる。

ハンダン母はアナスタスィアが逃亡したことをしえい、息子アフメトは毒を盛られたと思い込んだ。アナスタスィアが毒を盛り逃げたと思ったのだ。

アフメト皇帝は意識不明の重体だった。高熱があった。

ハンダンにいわれ医者は毒だとかんがえていたが、次の朝ビュルビュル宦官が皇帝の毒見をした者を起こしに行くと彼は死んでいた。顔中湿疹ができていた。天然痘だった。

皇帝の症状は毒ではなく天然痘の症状だった。この病気は不治の病でたすかることのむずかしいびょうきだった。クリミア王子ジンギスハンの子孫のシャーヒンが毒を皇女ファフリイぇに渡し、彼女がそれを皇帝のおかしにまぜたのだった。

アナスタスィアは毒を盛った疑いははれたが、逃亡した罪で牢に入れられたままだった。
なんとか出ようとするがもちろん出られない。

母后にいえば助けてもらえると彼女はジェンネトに言うが、ジェンネトは「価値があったのは皇帝がいたからだ」という。確かにその通りだ。皇帝が助からない今アナスタスィアには何の価値もない。母后は助けてくれないだろう。

案の上、ギョルゲは母后に手話で必死に頼んだが、母后は牢にそのままいれておくようにと答える。母后のアナスタスィアどころではなかった。もしアフメトが亡くなれば次の皇帝はムスタファだ。
ムスタファの母と母后は犬猿のなかだ。母后はムスタファの母ハリメをかいじゅうしようとする。ムスタファにすべてのことから守るという衣装をプレゼントしながら、アフメト死後のことを考えていた。

だがハリメは母后を受け入れるつもりはなかった。強硬に母后を拒否する。彼女のほうがハンダンよりも手ごわそうだ..

15話前半
港では外国の男性が船から降りる。お金持ちそうな商人だった。彼はアナスタスィア探していた。

ところで命がけでアナスタスィアを助けようとしたアレックスはどうなっただろう?

イェニチェリの宿舎に戻ったアレックスを待ち構えていたのは仲間の2人だった。二人はどうなったかと聞く。アレックスはアナスタスィアは皇帝を愛しているので宮廷に戻ってしまったと残念そうに怒りを込めて2人に話す。
 
ほんとにアレックスは踏んだり蹴ったりだ。危険を冒して約束を守ったのにアナスタスィアに破られてしまうなんて、ありえない!

かわいそうなアレックス!

宮殿は天然痘を防ぐために念入りな検査と掃除が始まった。シャーヒンによる陰謀で宮殿中は天然痘と言う伝染病の影に覆われてしまった・・・

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