新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の8話 ハジアー登場


正義の塔に呼び出されたアナスタスィアはアフメト皇帝が毎晩女性と過ごしていることに
嫉妬し、そこから去ろうとするが、アフメトに止められる。アフメト皇帝は自分がどんなに彼女のことを思っているかを伝えると、彼女もようやく彼を受け入れる。

アフメトは口づけしようとすると、彼女は嬉しそうに目をつぶる。だがアフメトはおでこにキスした。彼女が心から望むまで待とうとしていたのだ。

馬車から降りる貫禄のあるアー。彼はハジ・アーと言った。宦官たちが出迎える。エジプトから来たのだった。つまりイエニチェリやスパーヒたちが待ちに待ったエジプトからの国庫がイスタンブルに到着したということだっ。
ところが皇帝に拝謁したエジプトからもどったばかりのパシャたちは、国庫金は遅れると伝えた。わあ、ただでさえ待てない困窮している兵士たちにこれ以上待てというのは無理な話だが。「海路は海賊たちが出没するので陸路道を変更した」とパシャは言う。今こちらにむかっているのでもう少しじかんがかかるというのだ。 

皇帝は真っ蒼になる。そこで皇帝はイェニチェリをなだめようと彼らの元へ行く。その時以前アナスタスィアを助けた新兵が喧嘩を始めてしまった。それを見た皇帝はその兵と剣の練習をしようと言い出す。

最初は皇帝が優勢だったが新兵のけんか相手が彼を挑発したため、彼は皇帝に襲い掛かり、皇帝を倒してしまう。そのため皇帝は新兵をピシャッと叩き宮殿に戻った。新兵のエスケンデルは罰を受ける。

ここでも面白いのは、皇帝にわざと負けろと上官がエスケンデルに耳打ち打ちしたことだっだ。にもかかわらず彼は勝ってしまった。
そんなことってあるんだろうか、スレイマン大帝だったらとても考えられない。彼ならその兵士をほめ側近に下に違いない。これではオスマン帝国が傾いていくのは仕方がないことのように思える。

宮殿ではエジプトか戻ったばかりの宦官が皇帝に会いに来ていた。その宦官は前皇帝が毒殺されたのではないかという手紙を以前送った者だった。
そこで皇帝は「毒殺の証拠が何かあるのか」を尋ねると、「ないが医者なら知っているのではないか」と答えたために、皇帝は医者を連れてくるように命じる、ところがその医者は行方不明だった。アナスタスィアが海から援けられた日に宮殿を訪れたのが最後で、その後の彼の足取りはつかめない。
そうなのだ。レイハンが 彼を刺し海に投げ捨てたのだから、彼を見たものがいないのも当然だ。このことをアナスタスィアはしっていたがレイハンが怖くて誰にも話していない。 ところでこの挙動不審のレイハンって何者だろう?

ジンギスハンの末裔のクリミアの王子たちはどうしただろう?
彼らはサフィイェ・スルタンに敵対視されていた。だがメフメト王子は彼女の娘ファフリェと恋に落ちてしまった。

そのことを知ったシャーヒン王子は危険だからやめるよう説得しようとするがメフメトは聞き入れなかった。それどころか、「皇帝に頼んでくれないか」とシャーヒンに頼む。

シャーヒンは皇帝の弟・ムスタファたちが逃げたとき捕まえたので、その見返りとしてどんな望みでもかなえてあげると皇帝が言っていたのだ。
シャーヒンはクリミアの王の地位を望むつもりだった。それをメフメトに与え、自分は世界の王をめざそうとしていたが、彼の思惑は完全に外れてしまった。メフメトのファーリエ皇女への愛がシャーヒンの偉大なる野望を邪魔したのだ。

皇帝は窮地に立たされた。兵士たちへ払う給与がエジプトから届かないと知らせを受けたのだ。
実はそれはついていたのだが、皇帝は知ることはできなかった。母后の策略で、持ってきた国庫金をパシャたちは皇帝にすぐに渡さなかった。エジプトから戻った者たちはみんな母后側の者たちばかりだった。

皇帝の側近のデルヴィシュは母后に頼むように皇帝を説得しようとするが、失敗に終わる。皇帝は断固
「誰にも頭を下げない」と言い張った。そして給料日の当日、兵士たちが勢ぞろいする中、皇帝は給与が遅延すると告げる。
すると兵士たちは刀を振り上げ皇帝のほうへせまってきた。そして刀を抜きあい、味方同士が戦うことになった。皇帝は避難せざるをいえない状況になる。

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