新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1 15話後半  ギョルゲがアナスタシアを助ける 6-2

アナスタシアを助けようとジェンネトとギョルゲがサフィエにお願いするが、彼女の関心はもうアナスタシアにはなかった。

そのため彼女はそのまま放置された。

彼女は牢の中でただただ皇帝を心配している。

シャーヒン・ギライが皇女ファーリエを呼び出す。ファーリエは天然痘を皇帝に与えたことをメフメトには秘密にしてほしかったが、シャーヒンは反対に知らせたほうがいいのではと答える。

二人の考えは正反対だった。ファーリエは自分のした行為を反逆とみなし、一方シャーヒンはメフメトへの献身とみなした。

シャーヒンは皇帝が病気になったことをファーリエから確かめると、市場へいき噂を流す。

皇帝と皇子はどちらも重い病気にかかったことをだった。

噂は瞬く間に広がり民衆は暴動を起こす恐れも出てきた。 

シャーヒンはこれを狙ったのだ。

一方皇帝側の人間はこのニュースをひた隠しにする。

彼らも暴動を恐れていたのだ。

解決策としては皇子を皇位につけることだった。

サフィエは皇帝が余命2週間だと聞かされるとさっそく行動を開始した。

ハリメに接近したのだが、拒否されたため、ハリメを亡き者にしようと考えはじめた。
 
もしハリメが権力を握ったら、元母后はエスキサライに追放されてしまうことが目に見えていた。

一方ハリメも皇子を皇位につかせるために最善の努力をする。

まずはデルヴィシュに接近する。

彼を味方に引き入れようとしたが、デルヴィシュは即断った。

だがハリメはあきらめない。

アナスタシアはどうなっただろう?

最愛の人が死にそうなので気が気ではないだろう。

何とか牢から出ようとするが、元母后が味方になってくれない今、彼女が牢から出る方法は見つからなかった。
 
だが彼女にはいつも困ったときに助けてくれる救世主がいる。

そうギョルゲだ。

今度もギョルゲがアナスタシアを牢から出してくれた。

だが今回は力づくだった。

見張りの者を一撃倒しカギを奪いアナスタシアを助ける。

アナスタシアは彼女がばっせられるのではないかと心配するが、ギョルゲは

「一緒に逃げるのよ」

と手話でアナスタシアに伝える。(あれ?アナスタシアも手話がわかるのかな? )

アナスタシアは

「私は逃げない。皇帝がいる限り皇帝のそばにいるわ」

と言いギョルゲを引き連れて、皇帝の部屋まで進んでいく。 

ハジアーに反対されるが、デルヴィシュが助け舟を出し、アナスタシアは皇帝の見える窓のところまでようやくたどり着いた。

そこには一人悲しそうに佇むハンダンがいた。

ハンダンに「助かる見込みはないのですか?」

と聞くとハンダンは悲しそうに

「唯一の神からの希望は絶たれない」(これは聖典にある言葉です)

と言って絶望的な状態にもかかわらず彼女を励ます。 

しばらくそこで皇帝を見ていたアナスタシアだが部屋に戻り眠る。

目が覚める。

隣では同室のラシャが汗をかいていた。

彼女が心配で起こすと、彼女は

「病気ではないわ、誰にも言わないで、天然痘と間違われるから」

と言った。
 
彼女は天然痘かもしれない!

それから皇帝の元へ向かうアナスタシアは廊下で母后に出会う。

母后に「なぜそうも早く希望を捨てるのですか。

なぜ皇子を皇位につかせる準備をしているのですか」

と問い詰めると、母后は

「これがオスマン家を守る道なのよ」

と言う。

彼女は息子が亡くなったらアフメトに、そしてアフメトが亡くなれば今度はムスタファに皇位を継がせなければならないと思っていた。

すべてオスマン家の存続のためだった。

そのためには子や孫もいとわないというのがサフィエのやり方だった。
アナスタシアはこれに真っ向から反対する、

「私はあなたのように無慈悲にはならない。慈悲深いスルタンになるわ」

と答える。
「もはやこと遅し」

と母后は言い残し去っていく。
 
母后もハリメも皇帝が天然痘で亡くなると信じて疑わなかったが、なんと今度は彼らの希望の星・ムスタファも天然痘にかかったという知らせが届く。

母后は絶望した!

シャーヒンは意気揚々と母后を訪れる。なぜなら皇帝と皇子が店天然痘にかかってしまったからだ。彼はオスマンの血が絶えた後、ジンギスハンの末裔であるシャーヒンを皇位につけるようにと言いに来たのだ。

母后が迷っている様子だった。シャーヒンはファフリイエ皇女がこの天然痘の原因になったことを知らせる。母后に動揺が走る。

アナスタスィアは帝のそばに行きたい」とジェンネトに話す。ジェンネトはもちろん断る。伝染病なのだから無理もない。その時ラシャが突然倒れる。みんなが慌てているすきをねらってアナスタスィアは皇帝のところへ走っていった。
中に入ると看護師たちが彼女を外へ連れ出そうとする。その時皇帝が気が付く。皇帝も病気がうつるのを恐れて出ていくように勧めるがアナスタスィアの決意はかたかった。運命なお。一緒にずっといると言ったではないの、あなたがいなければ私は死んだも同然よ。あなたのそばにいたいの。運命がそれならば、受け入れるわ。」と言うと皇帝も受け入れて彼女を抱後半せる。
ハンダンは外からその様子を見ていたが、快方に向かうかもしれないからそのままにしておくことにした。
真っ暗闇の中にいるハンダンは良い知らせを知ることになる。先ほど倒れた女土がアフメト皇帝の子を身ごもったという知らせだった。彼女は天然痘で倒れたのではなかった。

一方シャーヒンから皇女のことを聞いた母后は皇女を呼ぶ。そしてシャーヒンがいったことを確かめると、ファフリイェは自分がしたとうなずく。「なぜしたのか」と母后が大声でといつめると、
「私はあなたのむすめよ。何があっても自分の命を救うことを、まず初めに自分のことを考えることをあなたからから学んだわ。」と言う。
わあ厳しい言葉だ。母后は返す言葉もなく無言で出ていく。
そうなのだろうか?オスマン家のためと言いながら母后は自分のことを第一に考えてきたのだろうか?

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