ムラディイエ キュッリイェスィのムラディイェ・モスクとムラト2世の墓

キュッリイェ(複合施設)の中心はムラディイェ・モスクです。 空高くそびえるミナーレは2本です。 入り口の天井には幾何学的な星模様がありとても素晴らしいです。 16人の部屋のあるマドラサはそのモスクの西にあり、モスクの北東にはイマーレトがあります。 ハマムはシンプルな構造で何度か修復され倉庫として使われていた時期もあります。
最近では障害者ためのセンターになっています。
1、ムラト2世の廟II. Murad Türbesi
先日お話した12の廟の中で一番大きいのはムラト2世の廟です。
1451年彼はエディルネでなくなりました。ムラト2世が長男アラウッディーンのお墓のそばに埋めてほしいと願ったので、そこから息子の墓のあるブルサまで運ばれたのです。棺に入れることなく直接、土に埋められました。これは彼の遺言だったそうです。
墓の上に雨が降るようにとの要望で天井は作りませんでした。
この廟を立てたのはムラト2世の息子メフメト2世です。ムラト2世の死から2年後のことです。 息子アラウッディーン皇子のほか娘ファトマ皇女とハティジェ皇女の墓がムラト2世の墓を通り過ぎた先のシンプルな造りの部屋の中にあります。
 ムラト2世は自然を好まれたのですね。亡くなった後も土にかえるように、そして雨も感じたかったのでしょう。土と骨と雨は相性がよさそうですね。
明日は12廟のうち、3人の女性のお墓を紹介します。

今日のメモ
今、日本は梅雨まっただなか。トルコ語で雨はヤウムルyağmur。雨のおかげで、 鉢に植えたミニトマトが赤くなり始めました。パセリもなんとか育っています。トルコ風サラダにはトマトとパセリはなくてはならない野菜なので、これからはたくさんチョバンサラタス(トルコ風サラダの一つ)を楽しめます^^

オスマン帝国君主10代まで
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