トルコドラマ Mother 16話・17話ハイライト シューレのかわいそうな過去 

アリがゼフラを訪れた。そしてシューレの過去を知った。彼女はシューレのことをとても良い人だといとおしそうにシューレの写真を見つめた。

シューレの過去は本当のかわいそうだった。シューレはメレクをこよなく愛するふつうの母親だった。

ところが2009年の秋突然、やさしい夫が亡くなった。そのあとも女手一つでまだ小さな子供を賢明に育てていた。手にけがをしてしまうような危険な工場でもめげずに働いて、メレクと二人がんばって生きていたのだ。

だが2013年の冬、昼間メレクを預かってくれていた隣人のゼフラおばさんが急に引っ越してしまう。それからは彼女には人生を支えてくれるものがひとりもいなくなった。

子育ての家事そしてつらい仕事、その上子供を預ける先がなかなか見つからない等々・・・

それでも彼女は懸命に生きていた・・・

ある日友人の家を尋ねる。その時メレクはお茶をこぼしてしまう。そのことがきっかけで、メレクのしつけができていないと友人たちに言われる。反抗期でなかなかいうことを聞かなくて困っているのとシューレが話すと、招待してくれた友人は、「デコピンをすると効果的よ」と何気なく言ったのだ。

それで

シューレは言うことを聞かない娘メレクにデコピンをしてしまう。

 それから春夏が過ぎ過ぎ2014年の秋、シューレはまだ何とか頑張っていた。だが精神的にも肉体的にもおいつめられていった。時にはメレクにきつくあたった。

ある日シューレはメレクを寝かしつけ、結婚指輪を外し、酒場に出かけた。一人でビールをのもうとしたのだ。毎日毎日が戦いでたまには息抜きするのもいい。だがそこにはあのジェンギズがいたのだ。こうしてふたりは偶然にであったのだが、2015年の夏にはシューレはメレクとジェンギスと3人で暮らすようになっていた。

その夏海に行くことになったが、ジェンギズはメレクの動向を許さなかった。6歳の女の子にウサギを買って与え留守番するようにシューレは言った。でもシューレはメレクと一緒に行きたかったのだ・・母と女性は両立しなかった。

だが2015の秋のこと、ついにジェンギズの暴力が始まった。シューレは事実を知ったが、ジェンギズと別れることはなかった。ある晩メルクが助けてと言った一言がきっかけで、メレクと共にガス自殺をしようとする。

二人は洗面所で抱き合いながら泣き続けて死ぬのを待った。メレクもたぶん暗に同意したのだろう。逃げようともしなかった。2人で逃げればいいのにとおもうけれど、シューレはそうしなかった。死を選んだ。でも最後の瞬間でシューレはわれに返りガス栓を閉め洗面所を出た。メレクは助かった。

だがジェンギズの問題は全く解決せずに今日に至った。

 

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