トルコドラマMother 12話ハイライト ゼイネプとトゥルナの涙の再会
実の母の電話に偶然出てしまった日の翌朝、
トゥルナはゼイネプのことを考えて一人で家を出ていった。
ゼイネプと何事もないように学校まで一緒に行ったのだが、トゥルナは学校の授業には参加せず、そのままバス停に向かった。
一方家に戻ったゼイネプはトゥルナの置手紙を見つけ、気が狂ったようにトゥルナを探し始めた。まずはギョニュルのところへ飛んでいった。そこにいないとわかった二人は、トゥルナの大好きだった公園に行くがやはりそこにもにいなかった。
ゼイネプはなんとか行先を知り、急いでバス停へ向かった。
ゼイネプは切符売りに
「ここで少女を見かけませんでしたか。制服を着ていいて、赤いバッグをもっているのですが、、、」と聞くと
「はい、バンドゥルマへ行きたいと言ってましたが、警察官を見たら逃げていきましたよ」
と答えた。どうやら彼女は生まれ故郷に向かおうとしたようだ。(でも警官につかまっちゃたのかな?)
バスの発着所を探し回るゼイネプ。トゥルナは一人でバスに乗っていたが運転手におされてしまった。そこへ警官がやってきて質問を始めたがトゥルナは何も答えなかった。
警官は「派出所へ行ってご両親を探そう」とやさしく言ってくれたが、トゥルナは黙ったままだった。
後ろから駆け付けたゼイネプが
「とぅるな!」と叫ぶ。振り向くトゥルナ。
そして「ママママ」と叫んでゼイネプに走り寄った。
ゼイネプは彼女を抱きしめ、「怖かったわ、とても怖かったわ。二度とこんなことをしないで」となきながら言うのだった。
「悲しまないようにとしたのよ・・・」
「あなたがいないと悲しむわ」
「でもママ」となきながら言うとゼイネプは
「私たちふたりでなんとかしましょう。二人で一緒にいきましょう」
と言って強く抱きしめた。
この時ゼイネプの心の中に今までにもまして母としての強い感情が生まれていた。
人は失った時にそのものの価値をより深く知ることができる。今のゼイネプもそうだった。多くの困難があるにもかかわらず、ゼイネプはトゥルナと一緒にいるだけで幸せだと強く感じた。それはトゥルナも同じだった。それではそのバス停での再会した二人の感激的なシーンをご覧くださいませ。