ミフリマーフはファトマ皇女に憤慨し・・ オスマン帝国外伝シーズン4 34話ハイライト
アルカスがミフリマーフへの手紙のことでリュステムに脅かされていた。実はミフリマーフには恋文が見知らぬものから届けられていたのだ。それをリュステムが知り、手紙主を必死で探させていた。ヒュル手無はアルカスが班員だと思っていた。ところがそこへリュステムの忠臣マフムードが入ってきた。
「ミフリマーフ様に手紙を書いたものを見つけました」と彼は言った。
「言え、だれだ」
「ファトマ皇女様です」
「どうやって知ったのだ?」
「手紙はファトマ皇女様の付き人が渡したそうです」
リュステムはアルカスから手を放し、出ていった。
アルカスは何が何だかわからない様子だったが、ともかく命は助かったと安堵した。
その後すぐにリュステムはミフリマーフを尋ねた。そしてミフリマーフに
「手紙を書いたものはあなたが考えている人ではない。勘違いだ。想像している人ではない。彼は書いていない。ファトマ皇女がかいたそうだ。あなたをだまそうとしたのだよ。偉大なミフリマーフ様が恋にうつつをぬかすとは誰がかんがえるだろうか?あわれだな」とリュステムはバカにして出ていった。そういうとミフリマーフの顔いろは変わり、ものを投げた。
なんせとてもひどい言い方だったので、ミフリマーフはひどく傷ついたのだ。
ミフリマーフは一晩眠れなかった。
ところが次の日リュステムの付き人が慌ててやってきて、「ファトマ皇女様がアルカスに会いに出かけました。街で密会しているようです」と伝えた。
ミフリマーフはこの知らせを聞いてようやく顔が緩んだ。この情報でファトマ皇女をとっちめようと思った。ミフリマーフは二人があっている場所を警察に通報した。
ファトマ皇女とアルカスがあっていたからダメなのではなくて、当時男性と女性がたとえ未婚者同士でも二人きりで会うことは禁止されていたのだ。そのため警察が捕まえるってわけだ。