スレイマンの娘の母ナーゼニンが階下へ落ちる! オスマン帝国外伝シーズン4 26話ハイライト
マニサへ出かけたスレイマンにお供をしたナーゼニンは元ヌールバーヌーの召使だった。今はスレイマンの娘の母だ。そのナーゼニンがヌールバーヌーに話していた。
「イスタンブルの次にここはとても素敵だわ、冬をここで過ごすのもよいわね。あなたはまだ星をながめるの?」と、ナーゼニンは聞いた。
「運命を星に見出したといってたわね。最も高い地位へのぼりつめるとね」と言ってフンとせせ笑った。それから
「星はあなたに嘘をついたようね。べネチアにいたときはあなたは大切な方だったわ。でも今は女奴隷の一人になったのね。私を見て。私こそトップに上り詰めたのよ。」と勝ち誇ったように言った。その時ヌールバーヌーはヒュッレムかから届いた手紙の時のことを思いだしていた。
「ヒュッレム様はなんとおかきになっているの? 」と付き人がきくと、「ナーゼニン(ヴァレリアよ、ヴァレリアを殺したいといっているのよ」とヌール―バーヌ―はこえをふるわせながら答えていた時のことをだ。なんとまあ!ヒュッレムはそんなことをけいかくしていたのだ!
そしてその次にヌールバーヌーが
「スルタンは奴隷に、奴隷はスルタンになることもあるわ。それが人生というものよ。 と言いてふっと笑いあなたがいったとおりよ。あなたはトップに上ったわ。でも大事なのはトップにい続けることよ。あなたはそれができる?い続ける強さがあなたにあるのかしら?」というとナーゼニンは
「なんという無礼な」と言いながらヌールバーヌーに手を上げようとした。 するとそれをヌールバーヌーはよけ、ネックレスを引きちぎり階下へ投げ捨てた。それと同時ナーゼニンは前のめりになり、階段の柵が外れ 下へ落ちてしまった。
驚くヌールバーヌーだが、これは偶然だったのか?それとも計画的だったのか?